8月8日の読み聞かせは
「いろはにほへと」
文:今江 祥智
絵:長谷川 義史
<ストーリー>
昔、侍がいたころの話
かっちゃんは初めて「いろはにほへと」の七文字を習い、
嬉しくて繰り返しながら歩いていると
何かにぶつかって突き飛ばされました。
目の前には侍が立っています。
「いろはにほへとを一生懸命覚えながら歩いていたんだよぉ」と言うと
侍は笑って行ってしまいました。
侍は「いろはにほへと、とな。」と思わず繰り返しながら歩いていると
何かにぶつかりました。
「これは失礼」とお辞儀しましたが、
顔を上げると長い馬の顔がありました。
侍はあわてて馬にお辞儀をしてしまったことが悔しくて舌打ちしました。
すると馬の上からご家老が笑っていました。
「いろはにほへとのことを考えなておりまして。。。」と言うと
「いろはにほへとのせいとはおもしろい」と笑って行ってしまいました。
さて、かっちゃんの「いろはにほへと」から始まり、
どんどん展開していくこの「いろはにほへと」
最後はお国の事情まで左右することになってしまいます。
少し長いですがどんどん展開していくので面白いです。