7月2日の読み聞かせは
「海うさぎのきた日」
文:あまん きみこ
絵:南塚 直子
<ストーリー> 昨日の続き
私は思わず「がんばってぇ。」と声を出した。
立ち上がって「こんにちは」と言うと、
僕たちが見えるの?とビックリしている。
でもうさぎたちは喜んで駆け寄ってきてた。
そして縄跳びを一緒にすることにした。
でもすぐどんなに下手か思い出して「できない。」と言った。
するとあのうさぎが手をにぎって「一緒に跳んでみよう」と言ってくれた。
おおなみ こなみ ほら。と周りのうさぎたちも掛け声をかけてくれて、
私たちは跳びこんだ。
とたんに紐が大きく回りはじめ
ぐるっと回ってうさぎの目
ぐるっと回ってうさぎの目
もう大丈夫。
「おねえちゃーん」アキオの声。
振り向くと土手の上にみんなが立っていた。
心配して探しにきてくれた。
「弟と、お友達なの」と説明しかけて振り向くと誰もいない。
海のほうを見ると
いた!
引き潮の青い波に乗って真っ白なうさぎたちが駆けていく。
「ここで縄跳びしようよ。」後ろから声が聞こえる。
「私も入れてよう」大きな声で言って力いっぱい走っていった。
海うさぎっていうのはこういうことだったのか。。。
上手く跳べたときの感動が伝わってきました。
文章中に「ぴかぴかわらう」というのが何回かでてきます。
笑うときの表現でゲラゲラやケラケラ、クスクスといった
擬態語や擬音語はよく使われるけど、
「ぴかぴかわらう」という使い方は初めて見ました。
とてもステキは表現の仕方だなぁ。。。
楽しそうに笑っている様子が浮かんできます。