6月24日の読み聞かせは
「おたんじょうびのおくりもの」
作:むらやま けいこ
絵:やまわき ゆりこ
<ストーリー>
ぴょんぴょんはうさぎのみみーのところへ遊びに行こうとしてふと思い出しました。
今日はみみーの誕生日だ。
すっかり忘れていた。お誕生日の贈り物、どうしよう。
りんごが一つあったのを思い出しました。
ざるに入れておいたのにない。。。
そうだ、りんごを見ると食べたくなるから台所のかめにしまったんだ。
けれど、かめに入れていたはずのりんごがない。。。
そうだ、りんごのにおいがしてくると食べたくなるから戸棚にしまったんだ。
けれど、戸棚に入れたはずのりんごがない。。。
そうだ、戸棚にネズミが出るから棚の上のポットにしまったんだ。
けれど、ポットに入れたはずのりんごがない。。。
そうだ、りんごが腐るといけないから表の雪の中に埋めたんだ。
けれど、埋めたはずのりんごがない。。。
そうだ、りんごが凍るといけないから掘り起こしたんだ。
そのとき隣のメーメおばあさんがやってきて、
メーメおばあさんにあげたんだ。
ああ、どうしよう。。。
そとのとき、メーメおばあさんがやってきてりんごのお礼にと
何か入った箱をくれました。
中を見てみるとケーキです。
そうだ、このケーキをみみーに持っていってあげよう。
最後はケーキを持っていくところで終わってるので、
その後のことは読み手の想像に任せる感じです。
こういう終わり方もいいですね。
子どもたちがその後のことをどんな風に描くのか。。。