5月2日の読み聞かせは
「まじょドッコイショのごきげんなドレス」
作:垣内 磯子
絵:市居 みか
<ストーリー>
魔女のドッコイショはいい匂いに惹かれ窓から外を見ました。
ホットケーキじゃないねぇ。。。すると蝶が「春の匂いですよ」と教えてくれました。
魔女が外に出るとミミズは屈伸体操をしていて、
こぶしの花は両手を広げて「おはよう、春」と言っているみたいでした。
泉の水に映った自分の黒い服を見て
春らしくないうっとうしい姿にがっかりしました。
ドッコイショは変えてみることにしました。
まずは名前から。
いろいろな言葉は調べ、フランス語で「春」を意味する「プランタン」にすることにしました。
次は服。
桜の花を一輪見つけ、「ババルディ ビビルディ ブブルディ」とおまじないすると
白いドレスに変わりました。
今度は靴です。
くるみに呪文を唱えるとシンデレラのガラスの靴とそっくりのハイヒールに変えました。
ドレスとガラスの靴に着替え、今までの黒い服を捨てました。
プランタンはいい気分。
街に行って見せびらかそうとホウキにまたがると
ふわーり。。。とはなりません。
ありゃりゃ?
慌ててやかんに呪文をかけてみても水をくみに行きません。
「魔女服を捨ててしまったせいさ。」とふくろう親父がケフケフ笑いました。
魔女服を慌てて探しに行きなんとか見つけましたが、
靴はいくら探しても見つかりませんでした。
でもホウキにまたがると魔法は使えました。
魔女も女ですものね。
春には明るい色の服が着たくなるのでしょう。
可愛らしいお話でした。
魔女が寝ていたハンモック。。。いいなぁ。。。
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