4月8日の読み聞かせは
「あした、がっこうへいくんだよ」
文:ミルドレッド・カントロウィッツ
絵:ナンシー・ウィンスロー・パーカー
訳:せた ていじ
<ストーリー>
おやすみ、ウイリー。
明日はきみ、ぐずったりしないでぱっちりと元気よく起きてよ。
なぜだか、わかる?
明日、きみ学校へ行くんだよ。
学校って、ステキなところさ。
背が伸びて、年が増えて、大きくならなきゃ行かれない。
ウイリー?
まだ起きてるの?
どうしてか知ってる。
のどが渇いてるんだ。
水を1杯持ってきてあげる。
僕のとなりへもぐりこみたいんだろう?
もうもぐりこんじゃダメってわけじゃないさ。
おやすみ、ウイリー。
少年がクマのぬいぐるみに言い聞かせている
その言葉は、自分に言い聞かせているよう。
初めて学校へ行く前の晩、
小学校への不安と期待がすごく伝わってきます。
最初の一歩を踏み出そうとするとき、誰でも不安になりますよね。
次の朝、不安を吹っ切ってクマのウイリーに手を振る男の子は
また一つ大きくなった感じがします。
息子も新一年生。
期待と不安があると思うので
親も気負いすぎず見守っていけたらと思います。
☆一日一冊の読み聞かせ☆
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