1月17日の読み聞かせは
「ベンチがひとつ」
作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
<ストーリー>
公園の朝、木の下に白いベンチがひとつ。
いつものおじさんが小さな車でやってきた。
学校に行く人、会社に行く人が通る。
街がにぎやかになってくる。
公園におじいさんが散歩に来た。
ベンチで一休み。
次に来たのは赤ちゃんとお母さん。
昼休みの公園、いろんな人が来る。
そして子どもたちや大勢やってくる、公演が一番にぎやかになる時間。
今日は何して遊ぶ?
白いベンチはお家になる。
お城になる。
島になる。
電車になる。
駅になる。
それからベンチにもなる。
街にあかりが灯るころおじさんが帰っていく。
公園の夜。
誰もいない公園はとても静か。
木の下に白いベンチがひとつ。
おやすみなさい。
白いベンチが見る公園の一日が描かれたこの絵本。
絵もそうですが、文章も詩のようにリズミカルで癒される絵本です。
見開きいっぱいに公園の様子を描いた場面もあれば、
コマ送りに描かれた場面もあり、
絵だけでも楽しめます。
1985年に刊行された作品の新装版で、
昔から愛されている絵本なんだなぁ。。。
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