11月9日の読み聞かせは
「ゆきだるまのさがしもの」
作:ゲルダ・マリー・シャイドル
絵:ヨゼフ・ウィルコン
訳:いずみ ちほこ
<ストーリー>
大きな帽子にたどんの目、にんじんの鼻をつけた雪だるまは
つまらなそうに立っています。
この世にはいろんな色の花があるみたいだから探しに行ってみよう。と
歩き出します。
でも森でカラスに聞いてみても、町でネコに聞いてみても
「雪なんだから、花には会えない」と言われます。
歩きつかれた雪だるまは、ちょっと休もうと
建物のドアに寄りかかると扉が開きました。
気がつくと辺りはいいにおいがしてたくさんの色であふれていました。
もしかしてこれが花!?
そこは温室だったのです。
うっとり花に囲まれているうちに、力が抜けてきて
花のベッドに横になると雪だるまは目を閉じました。
この絵本、小さいときに読んだ記憶があります。
雪だるまが何かを探しまわって、そのうち溶けてしまうというのがを
うっすら覚えていて、お気に入りの絵本だった気がします。
自分が小さいときに読んでいた絵本を子どもたちに読んであげるって
ちょっとステキな感じ。
私の記憶では雪だるまが溶けてしまって終わっているんだけど、
そこで終わりではないんですね。
雪だるまは再び作られ、にっこり立っているというハッピーエンド。
☆一日一冊の読み聞かせ☆
東日本大震災の復興を願って、
寄付を集めるためにチャレンジしています。
寄付金は全額、復興支援活動団体へ届きます。
応援よろしくお願いします。