9月28日の読み聞かせは
「フローラのにわ」
作:クリスティーナ・ディーグマン
訳:ひしき あらこ
<ストーリー>
フローラというとても小さな女の子がいました。
青い扉の向こうに大きな庭と小さな家があり、そこに一人で暮らしています。
フローラの庭には花や緑がいっぱいで仲良しの動物たちもいます。
ハリネズミとかくれんぼしたり、
てんとう虫と散歩をしたり、
カエルと泳いだり。
でもある雨の日、一緒におしゃべりできる友達が欲しいと思いました。
緑に帽子をかぶり、ピンクのワンピースを着ている、リネアに良く似た女の子。
そんな友達がいれば雨の日だってもっと楽しいのに、、、と思いました。
雨が上がり光がさして、ふと振り向くと青い扉の横には
フローラが思っていた通りの女の子が立っていました。
女の子の名前はリネアと言い、二人は手をつなぎフローラの庭を歩きました。
そして大きな木に登り仲良くおしゃべりをするのです。
フローラは小さな女の子。
どれくらい小さいかと言うと、花の背丈より小さい。
フローラは妖精なんでしょうね。
そして、ある時ふと友達が欲しかったことに気づく。
大好きなリネアの花に良く似た女の子の友達が。
扉絵にもリネアの花にうっとりするフローラが描かれています。
友達ができてフローラはとても嬉しそう。
スズラン、ホタルブクロ、野イチゴ、ブルーベリーなどの花や緑を
見ているだけでも楽しめる絵本です。
読んだ後はとてもさわやかな気持ちになりました。
☆一日一冊の読み聞かせ☆
東日本大震災の復興を願って、
寄付を集めるためにチャレンジしています。
寄付金は全額、復興支援活動団体へ届きます。
応援よろしくお願いします。