昨日、風邪を引いてしまったという記事を書きました。幸いにして私の場合は、インフルエンザ特有の高熱などの症状が見られなかったので、インフルではなかったと思うのですが、今日の記事では、インフルエンザ薬について、少しお話します。
インフルエンザの薬で最初に思い付くのが、私の場合は「タミフル」です。
なぜかと言えば、以前私はタミフルの会社に勤めていたというのが理由です。ちょうど私が勤務していた時、インフルエンザの薬としてタミフルが出始めた頃で在庫はなくなるは、国での備蓄は行われる等、それはそれは大変でした。また、タミフルを飲んだ患者様が異常行動を起こす等の事例もあり、大きな話題になっていたことを記憶しています。
このタミフルの剤形はカプセル剤とドライシロップ剤だったので一般で馴染みのある形をしたお薬なのですが、もう一種類のリレンザという薬は「吸入タイプ」のお薬でした。このリレンザはちょっとしたデバイスに薬が充填されており、患者さんはそれを口から吸い込み服用するタイプのお薬です。
そして、最近のインフルエンザ薬で多く処方される「イナビル」というお薬。こちらも吸入タイプでして、なかなか効果が素晴らしいお薬と聞いています。
吸入タイプのお薬が良い理由としましては、ウイルスが増殖する気道など粘膜に直接お薬を届けることができるからと言われております。効果が良いと言われる吸入タイプですが、薬が入っているのは吸入する装置、いわゆるデバイスであります。生産者的には通常のお薬よりも作るのが大変な印象を受けます。私自身はリレンザもイナビルも使ったことがないので、どのようなデバイスなのか詳細は分かりませんが、上手く粉を出す仕組みや、粉が溢れない工夫等、いろいろ考えられて設計されていることが推察できます。
当社は金属加工がメインであり、このような吸入タイプのデバイスは直接的には製作できませんが、元薬屋さんとしては、薬の特性を考慮した投与デバイスの設計・開発なんぞをやってみたいなと思ってしまいました。
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