こんばんは。
前回に引き続き、今回もLICトレーナーに関する情報をお届けします。前回の記事では、ドクターであり、ALS患者様でもある太田先生のLICトレーナーに関するレビュー記事をご紹介させていただきました。
詳しくはこちらをご確認ください。
そして今回ご紹介するのは、豚の肺モデルを用いてLICトレーナーで陽圧をかけるとどうなるか?という検証実験の様子をご紹介します。
百聞は一見に如かずです。
まずは、次の動画をご確認ください。
こちらはLICトレーナーを用いずにアンビュバッグのみで加圧した時の動画です。
どうですかね?
アンビュを1回押すと確かに肺は膨らみますが、その後すぐに萎んでいる状況がお分かりいただけるかと思います。
続きまして、次の動画をご覧ください。
こちらは、LICトレーナーを用いて豚の肺に陽圧をかけている様子です。
どうでしょうか?
明らかに先ほどの様子と変わっていることが分かりますか?
LICトレーナーを用いると、アンビュバッグを押して陽圧をかけ続けると肺への加圧が段階的にキープされ、どんどん肺が膨らんでいることが、お分かりいただけるかと思います。その後、呼気ライン(チューブはついていないので、リリーフ用くち)を開放すると肺が萎んでいく様子が確認できているかと思います。
この違いはLICトレーナーに内蔵されている一方向弁がミソなんですね。球麻痺が進んだ患者さんは、息止め(エアースタックとも呼びます)ができないので、先に示した動画のようにアンビを1回押すとその時は膨らんですぐに萎む。これが息止めできない患者さんのイメージになります。そうしますと肺や胸郭を十分に広げることができない状況になります。
一方、LICトレーナーは球麻痺に関係なく、肺や胸郭を十分に広げることができる。そう一方向弁のおかげで。そうすると肺や胸郭のコンプライアンスが維持・改善されるという仕掛けなのです。
ということで、タイトルにある「LICトレーナーって、スゴイの?スゴクないの?」という質問の答えは「スゴイ」ということになります。
ぜひ、こちらの動画にてLICトレーナーにご興味をもった方々は、まずは1ヶ月のお試しレンタルにお申込みいただき、実際に動作を確認いただければと思います。
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