月始め、丸一日市内は強風で、立つのもやっとなぐらいです😅 さて、前にこちらのカブ50カスタムを、手放したお話をしましたが↓

あれから一ヶ月経ち、先々週に新しいバイクを納車。軽整備も済んだので、サラッと紹介していきます。それがこれ↓



はい、驚かれる方も多いと思います(笑)。この度、カスタム50から郵政カブに乗り換えました。偶然と御縁が合って手にする事ができました。正式名はMD70、よって原付二種ですので、黄色ナンバーとなります。
実は本来、私が乗っていた角目と違う色の90の予定だったのですが、契約した店舗で一方的なキャンセルにあい玉砕…… そんな途方に暮れる中、偶然こちらのMD70を発見。元々1番候補だった70ccに加え、自分の提示した予算内だった事もあり、迷わずいった次第でございます。なので、郵政になったのは偶々なんです!
現在納入されている郵政カブとは違い、キャブ時代のはフレームまで専用設計。車高高めのフロントフォークに加え、大きめのリアキャリアを装備。正面から見ても、ノーマルカブとは一味違います。
カラーリングは赤ですが、オリジナルではなく、少しパールの掛かった赤に一通り再塗装されております。シートも定番のベージュではなく、黒ビニールの張替え。
F&Rスプロケは共に専用。ノーマルのとは、汎用効きません(社外は探せばありそう…?)。サイドスタンドは乗降性を考え、長めで頑丈な物です。
やはり初めて見た時は、このフロントフォークの長さ! 剛性感は高そうと、勝手ながら思いました(笑)。

車体番号共に50改ではなく、オリジナルのMD70。私の車両は87年改良モデルのH型と呼ばれ、バッテリー12V仕様の最初の頃になります。郵政カブは製造年日のステッカーで貼っており、これを信じれば92年式。
因みに、MD70は97年のV型まででして、カブ70と共に製造&納入終了となっております。当時世代の人間ではございませんが、一体どのくらい出回っていたのでしょう?  
燃料も5リッター以上は入る大型タンク。燃料計は当時の丸目同様、タンクに装着されております。
肝心のキャブレターですが、こちらは純正ではなく、キタコのケイヒンPC20キャブレター。前オーナーさんによって手が加えられてる箇所で、パワーフィルター付です。これに関しては、後ほどお話しします。
運転席周りです。納車時の走行距離は32814キロ。速度メーターは、ヘッドライトと一体式で、メモリは80キロまで刻まれています。ここはMD90とはちょい違う所ですね。
ウィンカーは素早さ重視で、左右切り替え。通常のカブですと上下が基本ですが、これなら初心者でも安心して乗れると思います(^^)。
フロントブレーキレバーは、スクーターでも見られるロック機能付なんです!
ヘッドライト切り替えスイッチ。改良前の名残か、ポジションランプの左はオフスイッチと思われます。当然、使えません😅 真ん中がホーン(結構小さい)、下がライトのハイ&ローになります。
ミラーは左右10ミリ正ネジ。元々、長方形の小ミラーが付いてましたが、余りにも見にくかったので、こちらのNTB製の純正風丸形を、左右に付けました。
タイヤは左右共に14インチチューブタイヤ。リトルカブとほぼ同じですね。

と、まぁ見れば見るほど、何から何まで本当に違います。現在、通学&通勤で100キロ程走りました。ざっくりとですが、思った事レビューしときます↓

加速ですが、やはり72ccですので、伸びは少し余裕ありますね。只、出だしは50ccの時とそこまで変わらない印象。特にギア比は低速重視の回転な為、かなり離れております。これが、まだ慣れないものです(汗)。それとギアは3速ですので、4速のカスタムとは違い、かなり振動が響きます。60キロ越えると、お尻に直で伝わります(笑)。それとキャブレターは、パワフィル付いてる事も要因か、寒い時間帯の始動には多少コボつく感じでした。時間があれば、セッティングは純正に戻してみる予定です。燃費はまだ計測中なので不明。

と、酷な事ばかり言ってますが、良い点も多いです。70ccは50ccベースですので、郵政関係なら汎用も効きます(これはオリジナルの丸カブにも言えます)。街乗りはとても楽でして、安全運転するには持ってこいです👍 車高高めですので、乗り降りはしやすく、サイドスタンドも直ぐにかけやすいので、業務用車である事を改めて実感(笑)。リアキャリアも左側に大きめの取っ手があり、掴みやすいです。また、これは個体によりますが、私のMD70は、3万キロ過走行の割に窶れ感は少なく、前オーナーさんの手直し?のお陰か、意外と他の郵政カブと比べれば、程度は良好。MD70自体も市場に余り出回ってないので、これはまだ希少な当たり個体かもしれません(現状)。

まだ2週間ちょいですが、運転してみると色んな発見がありましたね〜



本当に偶然が重なった、新しいカブ2号。長い紹介になりましたが、今後は初原二に加え、自分好みの仕様に合わせながら、新たな思い出を共に作っていこうと思います。
これから宜しく、郵政カブ!