どうもです。実はさっきまで車のフォグランプの電球を交換したので載せようと思いきや、まさかのスイッチ入り忘れだった為、骨の折れる作業の中、啞然としてしまいました(泣)。確認せず、焦っちゃう悪い癖直さんとな…

さて今回は久々にイタリア映画から破壊を紹介します。



シシリアン・ボス(1979)原題:Da Corleone a Brooklyn 英題:From Corleone to Brooklyn 出演:マウリツィオ・メルリ、マリオ・メローラ、ヴァン・ジョンソン、ラウラ・ベッリ、ヴェナンチーノ・ヴェナンチーニ、ビアッジョ・ペリグラ、ナンド・マリオネ、サルヴァトーレ・ビラ、ソニア・ヴィヴィアーニ、ウーゴ・ボローニャ(ノンクレジット)、オッタヴィアーノ・デラクア(ノンクレジット)、アントン・パガン(ノンクレジット)、ルカ・バルバレスキー(ノンクレジット)他  製作:サンドロ・インファセッリ 音楽:フランコ・ミカリッツィ 原案·脚本·監督:ウンベルト・レンツィ


ストーリー

イタリアのマフィア組織の幹部ミケーレ・バレージ(マリオ・メローラ)が、シマ争いをするサントロ兄弟を暗殺させニューヨークに逃亡する。右腕の殺し屋であるスカリア(ビアッジョ・ペリグラ)は銃撃戦で死んだと思われたが実は生きており、そうとは知らず組織はスカリアの妹を口封じに殺害。事件を追うベルニ警視(マウリツィオ・メルリ)は事実を伝えると、スカリアは今までの事件の証言を決意。既にNY市警に確保され裁判待ちのミケーレのもとへ、二人は向かおうとするが…



ちょっと今回はマイナー映画となります。モンドや犯罪映画などを撮ってきた、ウンベルト・レンツィ監督による路線変更前のスリラー作品。少々行き当たりばったりな所はあるも、実際にNYロケをするなど当時のイタリア映画にしては力を入れた作品になってます。

70年代にポリツィオテスキ作品で有名となったマウリツィオ・メルリを主演に、ゴリゴリの悪党を演じるナポリマフィアのドン役は、ナポリカンツォーネの有名歌手、故マリオ・メローラ氏が演じております。お二人共既に故人ですが、作品のオーラにピッタリハマってるのは流石ですね。

さて破壊ですが、1つだけありましたので紹介します。




空港まで車(アルファロメオ・ジュリア1300TI)で向かう一行だが、交通事故で道路が塞がれており減速。しかし罠だと気づいたベルニが全開にさせ、事故車(フィアット・124)に激突し突破。ヒットマンが発砲し被弾するも、交わすことに成功する。










冒頭辺りでも結構激しめなカーチェイスがございましたが、破壊はありませんでしたので、こちらのみカウントとなりました。
取り敢えず目立つ色に再塗装されたジュリアですが、アップと激突シーン、その後で車がすり替わっております。恐らくですが、2台以上は使用してるかと。流石にフロントベッコリ凹ませたのを、走らせるのは無理があったからなのでしょうね。廉価版の1300TIで年式からして、9~13年落ちになります。
フィアットも既に凹みがあるボロ車ですね。つや消しですが、ジュリアと比べると厚みはないので、オリジナル塗装でしょうか? 前期型ですので、11~13年落ちになります。
それとカウントはしませんでしたが、倒れてる車はフィアット600と思われます。こちらも凹みが目立つしますし、ボロ車を取り敢えず用意したのでしょう。
以上で紹介は終わりです。それではまた次の時お会いしましょう!