■消費税増税に対するカーシェアリング各社の対応

4月からの消費税増税を控えて、カーシェアリング各社の対応が

少しずつ見えてきました。



■まず、最初に発表があったのが、業界最大手のタイムズカープラス。

タイムズカープラスは、消費税が現行5％→8％になるのに合わせて、

利用料金を3％値上げする方針です。

具体的には、月額基本料金が、1,000円⇒1,030円。

利用時間15分あたりの料金が、200円⇒206円など。

業界で最も早くシンプルな料金体系を打ち出してきたタイムズカープラス

だけに、今回はちょっと残念な料金改定と言えるかもしれません。





■次に公表したのは、オリックスカーシェア。

オリックスカーシェアは、消費税増税後も税込の料金設定は変更なし。

つまり、実質税抜き価格の値下げというわけです。

業界2位のオリックスカーシェアがタイムズカープラスと正反対の

対応を打ち出して来ました！






■そして、次に公表されたのがアース・カー。

アース・カーもオリックスカーシェアと同じく、時間当たりの料金など

変更なし。こちらも実質値下げという形になりました。





やはりこれまでの事業展開から考えると、圧倒的な利便性を誇る

タイムズカープラスは、少々の値上げすることになるがサービスの質で還元する

ということなんだと思います。ただ個人的には分かりやすい料金体系が無くなって

しまうのは何とももったいないと感じてしまいます。


いっぽうのオリックスカーシェアやアース・カーは実質値下げというインパクトで

シェアを奪っていきたいところでしょう。


大手で残るカレコ・カーシェアリングクラブについては、現在確認中です。

分かりましたら、またご報告します。