東京では,タクシー会社がハイブリッド車の採用を加速 | カーシェアリングで快適エコライフ!

東京では,タクシー会社がハイブリッド車の採用を加速

原油高で燃料コストが増加していることに対応しようと,
東京のタクシー会社が,ハイブリッド車を導入する
動きをみせているようです。


ハイブリッド車の低燃費の特徴を活用したいだけでなく,
環境に配慮したイメージを利用者にPRしたいという思惑も
あるようなんですね。

ハイブリッド車を保有している会社には,
例えば以下のような会社があります。

◆アシスト
プリウス 100台
(2008年末までに90台追加予定)

◆日の丸交通
ハイブリッド車 12台
(2007年末までにプリウス40台追加予定)

◆ハロー・トーキョー
ハイブリッド車 3台
(2008年3月末までにアルファードハイブリッドと
クラウンマイルドハイブリッドを合計10台追加予定)


さて,ハイブリッド車といえば,燃費がいいのが特徴ですが,
車両価格が高いのがネックですよね。

はたして,タクシー会社は採算が取れるのでしょうか?

日の丸自動車の例だと,
プリウスの単位燃料当りの走行距離は,従来車(LPG使用)の
3倍も走ることができるそうです。

タクシーの平均使用年数を5年として,これでトータルのコストを
考えてみると,燃料費の削減コストは,なんと約264万円!

車両価格はプリウスのほうが従来車より50~60万円高いけれど,
トータルでは十分に採算に見合うことになります。


私自身,車を持っていないので車が必要なときには,
レンタカーでプリウスを愛用してきました。

その理由はガソリン代が安いから!

確かに同じ距離を走ったとき,普通のガソリン車と比べて,
ガソリン代が半分以下(上記のように3分の1ちかく)だったのには
驚きました!!



それに,ハイブリッド車の効果はコスト削減だけではないようです。

ハイブリッド車は音が静かでエンジンによる振動が少ないのも
特徴と言えますが,これが乗り心地のよさにつながり,利用者の
反応が良いそうなんです。


これって,タクシー会社に限らず,カーシェアリングにも
あてはまると思いませんか?

燃費が良くて,乗り心地のいい車。

燃費が良いと給油する回数も減らせるし,
なんといっても排気ガスを減らせます。

どうせなら乗り心地のいい車に乗りたいですよね。


カーシェアリングのサービスを提供する会社のなかには,
ハイブリッドカーを採用しているところもありますから,
是非活用したいですね。


無理な加速は排気ガスの排出を多くすると言われるけれど,
ハイブリッド車の導入(入替)を加速することは排出ガス削減
にもつながります。

どんどんアクセルを踏んで欲しいものですね(笑)

(※2007年11月6日 日経新聞の記事を参考にさせていただきました。)