まず、念頭にいれておくことは

こどもにとって
チャレンジは恐怖心との闘いだ

ということです。



大人になると
できることが当たり前になりすぎて
そこを忘れてしまいがちです。


誰でも最初の1回目は
ドキドキしますよね。




それを思い出して

(大人が)焦らない、無理させない、待つ‼

ことがとっても大事だと思っています。




ここから昨日の出来事です…


息子(5歳)のお友達は
ちょっと内気な女の子

数日前から自転車の補助輪を外して
乗っている息子の様子を見て
自分も外す!って決意しました。



最初は自転車が倒れないように
お父さんが後ろから支えながら

「ペダルをこいで!」
「支えてるから大丈夫、こいで!」

と頑張っている姿を
私は隣で応援しながら見ていました。


何度もチャレンジはするのですが
すぐに自転車を降りて
違う遊びをしはじめました。

親に促されて戻ってきても
数秒乗っては休憩し
また数秒乗っては降りてしまう…


何度も何度も繰り返し
とうとう親が限界に…

「いい加減にして‼
 練習しないなら、今日はやめよう」

そばで見ているだけの私でも
ちょっとイライラするくらい
女の子にヤル気がありません。

でも、女の子は
「イヤ!やる」

と言ったので
私、ようやく気がつきました。



そうだ!
ヤル気がないんじゃない。

怖くて怖くてしょうがないんだ!

だから、インターバルをとって
気持ちを立て直してるんだ!



それまでは
女の子の親がついているから
私が余計な口出ししないほうが良いとおもって
見ていましたが
ちょっとフォローしました。


私 「そうやね
   怖いよね
   ユラユラして転けそうになるね

   でも、触ってみて!
   地面がクッションになってるやろ?
   転けても痛くないよ

   大丈夫よ
   ちゃんと支えてるからね

   できるよ!
   待ってるから、自転車乗ってごらん」


技術的なアドバイスはほんの少しだけ

できた事だけを「できたね」と
確認しただけです。



「怖いけど、ちゃんと自転車に乗ったね」
「足でバランスがとれたね」
「前が向けたね」
「ペダルがこげたね」
「蹴ってスピードにのれたね」


数分後には、もう自転車に乗れていました。

女の子はとっても嬉しそうでした。

お父さんは興奮していました。


「こんなにすぐに乗れるようになるんや!
 教え方がうまい!
 スゴいわ!プロや!」


私もとっても嬉しくなりました。




女の子は乗れる力を持っていました。

「できた」を積み重ねて
自信をつけて、
恐怖心を克服したことこそが
成果だったのだと思いました。