手塚厩舎の番頭格だった美浦・矢嶋大樹厩舎に転厩したヴァーンフリート。もうね、こういう納得感の行く転厩をお願いしたいですよ、Nマンディーさん…^^;

関東は中山開催が続く、この馬にとっては難しい時期。次走をどこに設定するのか、いつ頃厩舎に戻すのか、鞍上は誰を起用するのか…注目しています。

と前回書きましたが、早速の帰厩となりました。

「手塚厩舎時代もそうでしたが、ちょっと馬体に余裕が出やすく重めには映っている」と矢嶋師。

そうなんですよ、先生！

前走も10kgくらい重く見えたんですよね。さすが元手塚厩舎の番頭格。よく見ていらっしゃいます。

そして、さらに驚いたのは出走予定。

久々の芝戻し、いかがでしょう！？

なんて、前回書きましたが…

「競馬に関しては、ダート戦でももちろん走れますが、ここ最近の結果から変化を付けたいこともあります。その中で今回は、来週の阪神芝２４００ｍ戦を目標にしています」

本当に芝戻し！(笑)

スター軍団の手塚厩舎だと末席にいたヴァーンフリートも、新規開業・矢嶋厩舎ならエース格。3勝クラス以上を6頭管理されていますが、ヴァーンフリートの5歳が1番若いですからね(笑)。ましてや、師匠・手塚師の元管理馬とくれば、思い入れも強いはずです。

結果はどうなるにせよ、この工夫はありがたいです。かつて3歳1勝クラスで、G1馬・アスクビクターモア(合掌)に0.1秒差だったわけですから、あっと驚く芝適性を発揮してもらいたいです。

24/3/7 　矢嶋厩舎
６日に美浦トレセンへ帰厩しました。７日は軽めの調整を行いました。「手塚厩舎のスタッフとしてだけでなく、技術調教師期間もヴァーンフリートの調教に跨らせてもらうことがあり、その縁もあって厩舎開業のタイミングで預けていただけることになりました。昨日、美浦に移動してきたばかりですし、今朝は坂路で軽めとまだ状態確認程度の内容に努めていますが、問題なければ徐々に時計になるところを開始していきたいです」（矢嶋師）

24/3/14 　矢嶋厩舎
１３日は軽めの調整を行いました。１４日は美浦Ｗコースで追い切りました（８４秒３－６８秒５－５３秒１－３７秒９－１１秒５）。「今朝は朝一番の組に馬場入りして、ウッドチップコースにて追い切っています。手塚厩舎時代もそうでしたが、ちょっと馬体に余裕が出やすく重めには映っているので、体をフィットさせるイメージでジックリ動かしています。馬体重だけで言えば、極論カイバを調整すれば減るものの、そうすると競馬へ向かう際のエネルギーが足りなくなってしまうので、調教と栄養補給のバランスを上手く探りながら仕上げていきたいです。競馬に関しては、ダート戦でももちろん走れますが、ここ最近の結果から変化を付けたいこともあります。その中で今回は、来週の阪神芝２４００ｍ戦を目標にしています」（矢嶋師）２４日の阪神競馬（御堂筋Ｓ・芝２４００ｍ）に荻野極騎手で出走を予定しています

(キャロットクラブの許可を得て転載しています)

ヴァーンフリート 驚きの帰厩＆出走予定 (ロスヴァイセの19)

ヴァーンフリート驚きの帰厩＆出走予定 (ロスヴァイセの19)