ラスト2頭になりました。意外に外国産(この仔は内国産扱いですが・・・)馬って難しいんですよね。日本での実績がない分、各項目を平均点にしなければなりません。イメージと点数が一致しない事が多いです。参考程度に見積もってください。




77.マイティーダンサーの07
(父Fusaichi Pegasus、母父Alzao)



Ⅰ 基礎点数(父・母父・牝系) 27.5点

 ①父(15点):10点 

 ②母父(15点):10点 (ディープインパクトのせいでEIは高いのですが、07,08年度成績から。)

 ③牝系(15点):7.5点 牝系不明のため平均点。

               ドイツ産馬のため、記載がマチマチであり、日本サラブレット体系最新版にも

               記載がありません。

 ④母年齢(5点):0点(7歳時の初仔です。)
              
              
Ⅱ 基礎クロス点(15点)

HyperionNasrullahSon-in-Lowのクロスを持ちます。


Ⅲ 配合点(20点) 

クロス面より:10点 日本の芝適性を高めるTurn-toクロスを持ちます。

            またHeliopolisAuroraのクロスも持ちます。

                               

Nearco濃度より:5点 Nearco濃度は平均程度。確変要素はもちません。



配合の強調材料:5点  平均点とさせてください。

               さすがに母はドイツ産ということもあって、祖母の後代の方は

               見慣れないクロスが多くあります。正直分りません。



合計点 62.5点


 


 父の産駒を見ていると1000万条件以上で活躍する産駒は概ね馬格のあるダート馬。小柄な馬は芝でそこそこ・・・という印象を持っています。クロスの評価に書いたように、本馬は日本の芝に適性を示す可能性のあるクロスを揃えています。Fusaichi Pegasus産駒で、どこまで芝のスピードを発揮できるかがカギでしょう。しかし現時点で400㎏を少し超える馬体は寂しいですね。牝馬限定戦でどこまでやれるかといった印象を持ちました。印象よりは高得点となっています。