69.フサイチケリーの07
(父ファルブラヴ、母父サンデーサイレンス)
Ⅰ 基礎点数(父・母父・牝系) 40点
①父(15点):5点 (出走頭数に対する勝馬率が低いのでいたしかたないです。)
②母父(15点):15点
③牝系(15点):15点 1号族のwブランチに属します。
いい感じに近親が90年代前後に良産駒を輩出しています。
④母年齢(5点):5点 (12歳時の8番仔です。。)
Ⅱ 基礎クロス点(2515点)
Hyperion、Prince Rose、Son-in-Lowのクロスを持ちます。
Ⅲ 配合点(17点)
クロス面より:7点 日本の芝でスピードを発揮するHail to Reasonのクロス、
Ribotのクロスなど、スピード&スタミナクロスが良いですね。
Nearco濃度より:10点 ファルブラヴ産駒にしては低めのNearco濃度。
父が異血ヘロドの血を多く持ち、確変効果が期待できます。
配合の強調材料:8点 母の良さを活かすのはやはり異血ヘロドのクロスを持つ種牡馬。
Nasrullahのクロスを持たない点以外はベストの配合です。
合計点 80点 →75点
古めかしい牝系を異血の血により活性化するのが「異血による牝系の活性化」です。本馬はいわゆる確変馬にあたります。ヘロドの血を活用している点は、今年の桜花賞4着に入ったワンカラットに近いイメージを持っています。理想的な配合です。本馬の場合は、5代母が異血ヘロドの牝馬で、そこを強調する事で、一気に高性能になる可能性が高くなります。それが確変馬です。
ファルブラヴ産駒は父親譲りの超大型馬が多く、脚下の不安がつきまとう産駒が多いようでうす。ただ牝馬に関しては小柄な馬体でスプリント路線で活躍する産駒がいますね。本馬は父にしては「吉」と出た産駒だと思います。適性はマイル前後。確変効果もあるので、2000mぐらいまでならこなすような気がします。
父の点数が高く付けれない分、もう少し得点は高く見積もって良さそうです。