毎週月曜日、福祉新聞が届きます
昨日(7/23)発行の福祉新聞は……
7月豪雨
「災害派遣福祉チーム
(DWAT)始動」
岡山、岩手、京都の3チーム
避難所内の環境整備
今週の新聞は、
災害派遣福祉チーム(DWAT)の記事が
トップです
<DWAT>
東日本大震災後に岩手県や京都府などで設置され、福祉新聞の調べでは27道府県で設置された。都道府県単位で全国に設置を進めたい厚生労働省が地方自治法に基づく技術的助言として今年5月にガイドラインを出した矢先だった
<7月豪雨の被害状況>
消防庁のまとめ(19日現在)
33都府県で
・死者、行方不明:229人
・負傷者:364人
・住宅の損壊:3万8646棟
16府県に199カ所の避難所が設置され、
4581人が避難生活を余儀なくされている
被害のあった施設は386カ所
・高齢者施設12府県:230カ所
・障害者施設9府県:63カ所
・児童施設、保育所9府県:93カ所
7県31カ所の高齢者施設の利用者632人
2県3カ所の障害者施設の利用者42人が
他施設や病院、自宅などに避難している
<岡山DWAT>初めての始動
岡山の避難所では、福祉専門職などで構成された災害派遣福祉チーム(DWAT)による支援活動が始まった
ー避難所になっている倉敷市立岡田小学校で岡山DWATが初の支援活動を展開している
クーラーを設置する前、認知症の高齢者の状態が悪くなり、保健師が慌ててDWATの所に走ってきて、「認知症の人が暴れているので、ちょっと来てください」ということで、メンバーが直接的な支援に当たった。
保健師でも対応できない、医師の仕事とも違う、我々ならではの仕事がやっぱりあって、福祉的なニーズは非常に高い。DMAT(災害派遣医療チーム)も保健師も、我々を本当に必要としているのだということが改めて分かった。
ー避難生活が長期化している。今後の岡山DWATの活動に変化はあるか
今後は、生活困窮や住まいの問題など生活再建に関する問題が大きくなってくる。岡山DWATはずっと継続できるようなチーム構成ではないが、日常に近い生活への橋渡し役として、現在の1次避難所から2次避難所、地域、福祉サービスへつないでいくことも、DWATの仕事になってくると思う。
ー今後の災害対策の展望は
DWATの体制が全国規模で整うよう厚労省と連携して啓蒙していくことが一番重要だと考えている。県レベルでは、縦割りではなくオール岡山でいろいろな種別も一緒になって、岡山DWATのマンパワーを育成していきたい。まずは県内でしっかりとした支援体制をつくることが大事。県外で災害が起こっても、スムーズにとんで行けるような体制を目指す。
記事を読んでいると、
DMAT(災害派遣医療チーム)も
DPAT(災害派遣精神医療チーム)も
大事だけど、
生活に密着した支援、
被災者がこれからどのように
生活を立て直していけばいいのかといった
生活に関する支援を行えるのは
DWAT(災害派遣福祉チーム)だと
改めて感じました
精神保健福祉士には
このような活動の場もあるんだと知って、
勉強のやる気が増してきます
今、勉強していることが、
きっと様々な場面で役に立つ
そう考えながら、
資格取得に向けて、頑張ろっと
DWAT、DMAT、DPATについては
↓こちらにも書いています