“ワタシ”を見える化するライティング講師
佐倉あきです。
お久しぶりです。
丸1年、起業という働き方を離れ発信も
最小限にし最近noteで発信を始めました。
また新たに発信やサービスを再開したり
プレゼント企画などチャレンジを始めたいと思います!
ま他除いていただけると嬉しいです。
今日はnote記事をUPします。
SNSで発信してサービスを売りたいなぁと
思った時に立ちはだかる「言語化」という
大きな壁ががあります。
・自分の何を言葉にしたらいいのか分からない
・やる気はあるのに言葉にならない
・思いや考えが上手くまとまらない
などなど、発信し続けると
見えないものを言葉にすることの難しさ
を痛感していきます。
今日は「思うように言葉にできない理由」
を掘り下げて書いてみます。
半年間ゼロ集客だった私の
決定的な問題点
7年前の私がまさにそうでした。
昔は、悩みを力でねじ伏せるタイプだったので
とりあえず書くことを目標にし、
質は後回しで行動し続けてきました。
でもその努力には一向に報われる気配がなく
まったく集客できなかったのです。
発信を止めるのが怖かったので更新しつつ、
夜な夜な「ブログ 集客 やり方」とか
「思いを伝える方法」など検索しまくって
→ひたすら試すことをしていました。
「短期間で100万稼ぐ!」などの情報は
たくさん出てくるのですが、
私が望んでいたのは「ファンを作る」とか
「月5万を安定的に稼ぐ」という
手が届きそうな情報だったので、
なかなか自分に落とし込めるものが
見つからなかったんです。
そうこうもがいていたら以前、
講座で一緒に学んだ方のことを思い出しました。
・私と同じサービスをゼロスタートで売る
・目の前の行動をコツコツしている
・リアル集客(サロンへの集客)をしている
こんな状況が私ととても似ていました。
たった一つ違ったのは、
スタート地点は同じだったのに
いつの間にかファンを作り、
集客に困らない起業家さんになっていたことです。
半年間ゼロ集客の私と、
同じ時期にスタートし集客できる彼女。
毎日発信をして
(なんなら私の方が発信媒体は多かった)、
サービスを売るための行動はほぼ同じなのに
何が違うのか…と考えるようになりました。
そこで比較という感情を抜きにして、
お客様目線で彼女のSNSを
読みこんでみることにしたのです。
売れている人を研究する方法
①どんなテーマで記事を書いているのかを探る
どう研究していたかというと
「記事テーマのピックアップ」です。
例えばパーソナルスタイリストを研究した時
・骨格やカラーの知識
・得意なフェミニンスタイルで骨格ごとにアドバイス
・お勧めするメイクやヘアケア用品
・巻き髪の作り方
・好きなファッション
・購入品紹介
・参加したイベントなどのレポ記事
・ファッションへの思い
・お客様へ伝えていきたいこと
・今日の記事
こんな感じでさかのぼって読んでいき、
テーマを書き出し正の字をつける。
狂ったようにひたすら読みまくっていたら
あることに違いに気づいたんです。
みなさんは気付きますか?
(気づいている方はすでに集客ができていると思います!)
では答え。
先ほど一番上に挙げた「骨格やカラーの知識」以外
その彼女じゃないと書けない記事なのです。
上のリストを省略せずに書くと
・(一般的な)骨格やカラーの知識
・(私が)得意なフェミニンスタイルで骨格ごとにアドバイス
・(私が)お勧めするメイクやヘアケア用品
・(私の)巻き髪の作り方
・(私が)好きなファッション
・(私の)購入品紹介
・(私が)参加したイベントなどのレポ記事
・(私の)ファッションへの思い
・(私が)お客様へ伝えていきたいこと
・(私の)今日の日記
ブログの1記事1記事から、彼女の存在
思い・考えが溢れていました。もう脱帽。笑
一方、私のブログ記事は違います。
一般的なスタイリングの知識や
今年の流行りなど、情報さえあれば「
言う人は誰でもいい」という記事になっていたんです。
ここで初めて
「半年間ゼロ集客」という原因を受け止め、
修正しなければいけないという現実に気づけました。
②見えない自分を言葉にする準備をしよう
簡単に言うと1つ1つ丁寧に深掘りです。
なぜ?それで?と繰り返し自分に問いかけていく。
初めは上手く言葉にならないのですが
「考えるという癖」をつけるという思いでや
ってみました。
例)問い:私がお客様に伝えたいことは
「自分がなりたいと思う自分になろう!」
ということを伝えたい
↓(なぜ伝えたいの?)
好きな服を着ることに抵抗があって
自己肯定感が低かったから
↓(なぜ自己肯定感が低かったの?)
行動をたくさんするのに、
なかなか認めてもらえなくて
自信がなくなっていった
↓(それで?)
変わりたいと思って洋服を買いに行くけど、
「私なんて…」と感情が溢れてきて鏡の前に
立つことすらできなかった経験が辛くて、
自己肯定感を上げるサポートを隣でしたいと思った!
…と、どんどん続ける
こんな風になぜ?それで?と繰り返し
自分に問いかけていくと、
抽象的だった「なりたい自分になろう」
というメッセージがこう変わります。
↓
変わりたいのに
「私なんて…」という感情が溢れてくる人たちに
スタイリングをサポートしつつ、
一緒にその人が持つ魅力も
たくさん見つけてあげたい!などと、
エピソードを織り交ぜつつ
具体的で熱っぽい言葉に変わっていきます。
その他にも
・私が好きなファッションはどんなスタイルか
・私はファッションを通して何を伝えたいのか
・スタイリストをやるのか
・私はお客様にどんな価値を届けられるのか
・私が描くお客様の未来は?
テーマで出てきた答えに対して
「なぜそう思うのか」と掘り下げていきました。
私ができていなかったのは、
ファッションの知識や集客テクニックの
勉強ではなく「自分と向き合うこと」だったのです。
私の記事は全てが、
自分という存在を邪険に扱っている記事に
なっていると気付けました。
言葉にできない理由はたったひとつ
言葉にできない理由はたったひとつ、
それは単純に「考えていないから」です。
言葉にしたいのなら、
言葉にしたい物事について深く
考えなければいけないということです。
自分のことがわからないという状態で、
フォロワーさんや読者さんが
私以上に理解してくれるはずはありません。
集客できる人、売れている起業家は
「言葉にする力」がエグイです。
・瞬時に答えるスピード感
・予想をはるかに超える量の回答(1聞いても10返ってくる)
・圧倒的にわかりやすい言葉選び(易しく解説できる)
これができるのは自分自身を知り尽くし、
どの部分を切り取っても言葉にできないことはない
というくらい常に考え(問いを立て→仮説を導く)、
自分の言葉に変えて自分の中に
ストックしているからだと思います。
ちょっとカオスになってきたので
シンプルにまとめますね。笑
まとめ
自分のこと言葉にし伝えたいのなら
-
体で感情や気づきが湧き上がった時に
「私はなぜこう思うのだろう?」という問いを立てる(癖をつける)
-
その問いに対して
「私はこう思うから→こんな感情を感じた
もしくは感じたのかなのかな」という
仮説を立てられるほど、掘り下げてみる
-
その仮説を頭の中に留めるのではなく、
ノートに書いてみる(文章にならなくてもOK)
シンプルにこの3つをやっていくと、
自分の見えない部分(感情や考え、意見)
などがどんどん見える化していくと思います!
見える化は1日にしてならず。
正解を見つけるのではなく、
自分の考えや思いを育てるという気持ちで
ゆっくり言葉にしていくのがオススメです。
長くなりましたが、これからも
「ワタシを見える化する」というテーマで
発信していきたいと思いますので、
またのぞきにきてください!