ホントにホントに今更ですが…
師範免許頂きました。

12年前の子年に師匠の前田岳胤先生に出会いました。
小さい頃から占いに興味ありましたが、1日体験講座なんてあるんだ!と思って足を運び、1日だけのつもりがまさか占い教室に通う事になるなんて思ってもいませんでした。

初級では東洋の占い全般を浅く広く学び、すごくはまりました。
中級に入る時に高額な料金を支払わなければわらいけません。
なので辞められる方も大半でしたが、私も中級には行くつもりはなかったのですが、次の週も勝手に足が運ばれていました。

中級から四柱推命が本格的に始まり、更に没頭しました。
中級から大学師にあがる段階で道号(名前)を頂きます。
こちらにも高額な料金がかかります。
私は占い師になるつもりはなかったので、占い師にならないのに高額な料金をお支払いしてお名前頂がなくてもいいかな⁈と言うと気持ちでした。
ですが、やっぱり次が知りたい!
と言う思いで、料金を支払いお名前を頂き大学師まで進みました。

最初は自分の運勢や人間関係等が知りたく通っていたのに、いつの頃からか、せっかくお名前頂いたのだから、早く占い師としてデビューしたいと言う気持ちに変わりました。

「先生まだですか?」「まだ早い!」
「まだですか⁈」「もういいぞ!」
その合図と同時に占いを仕事として始めました。
勿論最初は副業ですが…

そのうちお客様から、これどう言う意味ですか⁈
これ、どんなふうにみるんですか⁈と言うと質問も多く、プチ勉強会が始まりました。

師範免許を持たずにこっそり教えている方もいらっしゃいましたので、私だけ馬鹿みたいにお金を払って師範免許を取る必要はないと思いました。

師範免許とは言え、国家資格のように許可がないと出来ないと言う決まりもないので、こっそりされている方も沢山いるというお話も直接師匠からもお伺いしていました。

「こっそりならいいぞ!」と師匠から許可を頂いた事に甘え、こっそりやっていましたが、いつの間にかカルチャーで教えるようになっていました。

師匠から頂いた道号を使用していない事や、師匠から習った四柱推命とは少しずつ形を変えながら、オリジナルでやっている事を理由に敢えて師匠から師範免許を頂く必要もないのではないかと思いましたが、
やはり真面目に師範免許を取得して師匠にお供しながら勉強される方もいらっしゃいます。

そんな方々からみると私はきっと「ズルい人」だったのではないかと思います。

そして、何より師匠は私が教えている事を知りながらも、文句一つ言われず、お仕事をご紹介して下さったり、イベントでは出店者を集めて下さったり…

そうすると余計に師匠の生徒さんや卒業生さんは、私だけではなく師匠にとっても双方にとって悪い印象しかないと思いました。

間接的に前田師匠にはご迷惑をお掛けしたのではないかと思います。

また、私がこっそり教える事で、私の生徒さんや卒業生がこっそりされる事も見て見ぬふりをせざるを得ないし、正直良い気持ちではありませんでした。
前田師匠もきっとこんな感情だったのだろうなと思うと、もっと早く師範免許を頂いておけば良かったと思います。

最初は教えるつもりはなかったのですが、
時代の流れと共に目標も変わり
今の私の目標は鑑定より教室に力を入れる事、
やはり教える事をメインにしようと思う以上は師範免許は必需品と思い、頂く事に致しました。

師匠から頂いた道号と、現在の活動名は違いますが、12年の時を経てやっと師範免許を頂きました。

偶然にも今日は「己巳」の日
前田師匠の日柱干支です。