最近いとこ家族が引っ越したおうちは、
お正月二日間で沢山のドラマを見せてくれる
箱根駅伝のコース沿いにあり、
今年のお正月はおばあちゃんも一緒に、
道路沿いに出て、旗を振って選手達を応援したそうです。
その時、横で応援していたおじいさんと仲良くなったそうで、
お話を聞いたら、
なんとお孫さんが大学一年生でその区間を走るとのこと。
おじいさんは、親戚、ご友人を連れて九州から!!
応援にいらしたのだそう。
お孫さんが通る時には、
車道に乗り出さんばかりの勢いの大きな声で
応援されていたそうです。
そんな話を聞き、
あぁ、選手だけではなく周りを支える人達、
家族にもたくさんドラマがあって箱根駅伝はあるのだろうなぁ。
と、思ったのですが
そんな熱い箱根駅伝のドラマがたっぷり大スクリーンで味わえます。
三浦しをんさん原作を映画化したこの作品。
箱根駅伝を目指す陸上競技部の
10名の選手達の熱い想い、絆、
それぞれが背負ったものや、ほのかな恋心や
家族などが描かれていきます。
10名それぞれ、個性が際立っているキャラクターで
登場人物がメインで10人なんて覚えられないよ!なんて
ことは全く無くw
選手の一人には、
わが弟(分)の森 廉 君が出ていて、
大人でクールで頭がいい頼れる男、
ユキの役がとてもはまっていました。
メインキャストは撮影の一年前から
マラソンの練習をしていたようで、
とてもストイックに走りこんでいた努力の時間が
映画を見ると伝わってきて、
本当のマラソン選手のような筋肉のつき方や
走り方の美しさをみていると
そこだけで感嘆してしまいます。
マンガの様なカット割りをしているな
と、私は感じたのですが、
とてもテンポ感を感じて
自分も箱根へ!箱根へ!と
選手達のように映画が進むたびに
想いが高まっていきます。
クライマックスは、ついつい座席の肘掛を握り締めていた
自分に映画が終わった後気付きました。
笑って、ホロッと来て、爽やかに
見終わった後は走りたくなる映画です。
箱根駅伝ファンの方はもちろん、
ランナーの方や
ちょっと走ろうかなぁ とおもっている方、
爽やかで熱い空気を感じたい方にはもってこいだと思います♪
10月31日 公開です。
来年のお正月から、私の箱根駅伝の見方も変わりそうです。