晴れ女の面目、保てました!!!

昨日、ブログをアップした時点では
横浜は雨・・・ポツポツ 曇り? あ、また降ってきた。。

という感じ。

どうなることかと
気弱に折りたたみ傘とかっぱを持参して、
目的地へ。

曇りの隙間に晴れ間が出ている!!!

問題なし♪♪♪

(Mか曰く、目的地周辺は朝から夏日だったとのことw)

そうこなくっちゃ!!!!![E:sun]

と、いうことで皆さん予想外の。。。
夏前から楽しみにしていたイベント!!

第78回 土浦全国花火競技大会 へ!

行って参りましたーーーー!!!!!!!!!

この花火大会、普通の花火大会と何が違うって
競技大会=コンクールなんです。

日本を代表する花火師さんたちが全国からあつまり、
日本一を競うこの土浦全国花火競技大会。
秋田県の大仙市の競技花火大会と並び
日本二大花火競技大会と称されるコンクールなのです。

その桟敷席の抽選が見事当たった!!!

野村家総動員させていただき、土浦の地を踏んだのです。

有料の桟敷席は、
想像以上の大きさで、内土手沿いに長さ500mに及ぶもので
間近でゆったり大迫力で鑑賞できるばかりでなく、

土手の上の行きかう人と屋台の喧騒などから
遠ざけてくれる、城壁のようなベニヤ板で区切られているのです。

その城壁から自分たちの桟敷席の区間の番号が振ってある
門(花火の模様ののれんがかかっている♪)をくぐり、
自分たちのスペースヘ。

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この桟敷席券を首から提げるのです。
優越感を味わえますw

ちなみに桟敷席で無い方たちは、こんなかんじ。
(アナウンスや音楽は聞こえないようです。。)

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田んぼにシートを引いて見てらっしゃってました。

二大花火大会というだけあって、
昨日の観客は70万人だったそうで。。

駅から改札まで出るのにも大変ですし、
帰りの駅は入場規制。

もともと家から土浦の土地が遠いため、
行きと花火大会と帰りの時間が
共に2時間半 でしたw

でも、この花火競技大会

私、このまま死んでもいいかも・・・・と思うほど素晴らしいものでした。

花火は三部門に別れていて、
10号玉 という、一社一発入魂の打ち上げ花火
創造花火、テーマにあわせて作った何発があげるもの(きのこや宇宙ステーションetc)
そして、スターマインという速射連発の音楽とあわせた花火。

その三部門毎に優勝を決め、賞が与えられるのです。

ラッキーなことに
私たちの桟敷席は、10号玉と創造花火が上がるポイントと
スターマインが打ちあがるポイントの丁度真ん中!!!

花火が開く瞬間と 低音の体中に響く音に
一瞬の時差も無い、花火が降ってきそうなほど間近で見られました。

10号玉の潔い美しさ。

ペパーミントグリーンやラズベリー色などの
中間色の微妙な色が花火でこれだけ美しく出るんだ!
という花火の進歩を感じる多色使いに感動し、
またその色の組み合わせ、変化の仕方など
花火屋さんによって全然違う!

良い花火の基準も学んだので(去年の花火大会にて
コンクールという事で、みんなでそれも意識しながら
見るとまた楽しく、
そして、やはりその基準が出来てる花火がより
心に残るんですよね。

創造花火はそのユニークさや斬新さに
心が和み、

花火師さんたちの匠の技に酔いしれました。

そして、何より「スターマインの土浦」と呼ばれているだけありました・・・・

スターマイン。
音楽と花火が見事にコラボレーションをしていて、
これだけ音楽を花火で表現できるのかっ!ってことを
見せ付けられました。

それぞれ、選曲と構成に凝っていて
一つのスターマインで花火大会の一つか?!
って程の充実感と感動を味わえるんです。

心に残ったのは

大会提供のワイドスターマイン土浦花火づくし
「過去から未来へのメッセージ」
といって
なんと、三つのポイントから一気に打ちあがるスターマイン。

3Dめがねをかけているのか?!というほど
視界いっぱいの夢のような花火の連続で

手に届く、迫ってくるってこういうことなんだ!!と
大興奮。

「まだやってくれるの??」という程、
ふんだんに三箇所から 低空の花火と夜空の高い位置に打ちあがる
花火は圧巻 という言葉以外見当たらないかんじでした。

そして、スターマイン一発目だった
「オペラ座の怪人」

あの、有名なオペラ座の曲を、
荘厳に恐ろしく、華やかに美しく、豊かに
花火で見せてくれました。

最後に、シンプルに勝負にでて
日本人の滋味が分かる心に静かに訴えてきたスターマイン。
「さくら」というタイトルで
手島葵さんのゲド戦記のテーマ曲「テルーの唄」に乗せて。

アカペラの静かな透明感のある歌声に
ピンク一色の花火で桜を表現して、
多様な種類の花火で 日本各地の桜の名所を眺められたような
静かな感動を呼ぶ そんな時間でした。

花火を見て涙が出るなんて初めてで。

場所が遠いとか、
人が多いとか、
会場から駅が遠いとか、
そんなマイナス要素が全く吹き飛ぶ程、
夢のような時間でした。

桟敷席、来年も当たりますように。

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花火が終わって空を見上げたら
中秋の名月が微笑んでおりました。