今日は、素敵なことに

素敵な舞台二つを

素敵にはしご[E:heart04]

共通しているのは、

男と女のむき出しの様を目の当たりに出来たところ。

静寂と音、その使用方法の上手さ。

一つ目は、もう三月で閉館してしまう

シアタートップスにて初見の劇団

ポツドール「愛の渦」[E:typhoon]

http://www.potudo-ru.com/index2.html

性行為を共通目的でマンションの一室に集まった8人の
初対面の男女の5時間ほどの夜中から朝にかけての話。

いやぁ、おーーんもしろかった!!

目的は目的だけれども、
それで集まったからって
何が特別でもなく
その5時間で男女が打ち解けていく?
時間の経過と共に
人間がしっかりと描かれている。

いい奴、でも悪い奴でもない
情けなくも、だらしなくも、可笑しくもある
ただただの人間。

観れてよかった。
三月半ばまでやっているので、興味を持った方は是非♪

そして二つ目は、シビックホールにてフラメンコを[E:shine]

アントニオ・ガデス舞踊団の公演の一つ
「カルメン」

http://www.b-academy.jp/event/detail_dyn_j.html?iid=927

集中しすぎて面白くて、一瞬に感じた
こんなフラメンコは初めて!!

ダンサーはただただ、立っているだけで

ドラマなのだ。

稽古の様子から
自然に「カルメン」の登場人物紹介に移り、
「カルメン」の幕開けに。

バレリーナとはまた違った
肉感的なダンサー達。

ジプシー時代に裸足で労働を強いられていて
足の裏が熱く、彼らの怒りを表現したのが始まりだと
言われている(と習ったと憶えている)フラメンコ。

足のステップは
饒舌な言葉であり、台詞だった。

手を伸ばすだけで、上半身の動きだけで
彼のカルメンへの愛が分かる。

そして、酒場のシーンでは
舞台から距離があったのにも
関わらず

自分もスペインのバルで
彼らの踊りを囲んでいるかのよう。


フラメンコを習っていた私。
血肉が騒ぎ、うずうずしました!

私が観にいったのは、
三部作の中の一つ。

アントニオさん、他の二作も気になりますよ!!

東京でやるのは
残念な事に10日ほど。

是非是非、皆さんも目撃者になってほしい!!

と、私も情熱的な訴えでした[E:wink]