秋晴れが続いていて
とても気持ちが良いですね♪

昨日、渋谷駅を歩いていて

ふと前を見たら

モデリィアーニの肩をもつ女の人が目の前に!

とてもなで肩ですぅっとした印象を持つあの肩。

あのモディリアーニの描く女の人は、画家の理想の女性を描いたものだと
学んだばかりだったので、
「本当にいたよ!モディリアーニさん!」
と思いながら、一人渋谷駅で興奮をしていた。

あと、首が3cmほど長かったら完璧モディリアーニだったなぁ・・・

と、いっても
私がモディリアーニが特別好きだというお話ではなく、

その肩をみた瞬間に
先日、上野にある東京都美術館で開催している

「フィラデルフィア美術展」に行った事をヒュッと思い出したのだった。

その日私は初めて、モディリアーニの本物の絵を見たのだった。
今まで、全く興味がなかったモディリアーニだったが、
初めてお会いした「ポーランドの女の肖像」さんはとても色っぽかった。

やっぱり、食わず嫌いはいかんなぁと改めて思った。

その他、私の大好きなゴッホも1点、
ルノワール、ドガ、モネ、マネ、セザンヌ、ゴーギャン、ルソー、ピカソ・・・!!!!!!!

などなどの巨匠達が勢ぞろい!!

(私、セザンヌだけは「セザンヌおじさん」と心の中でよんでしまうのです。
なぜだらう?)

作品点数も多すぎもせず、少なくなく丁度いい!!

いっつも思うのだけれど、
日本の美術館って中にcafeってものがない。

小さなものだといいけれど、大きな展示だと
一つ一つの作品とちゃんと向き合うと かなりの体力を消費して
感受性の枠を超えて“脳がウニ”になってしまう。

外国の美術館だと、中にちゃんとcafeがあるので、
そこでおいしいコーヒーなんかを飲んで一息つくと
本当にほっとして回復するのだ。
あれは、本当によくできていると思う。
「よしっ!見るぞ!」とやる気がでる。

でも、日本の場合は
チケットを買って入ったら再入場ができる場合がほとんどないせいで
あぁー、やばい集中力がなくなってきたぁー
ってなっても、ちょっと休憩室で自分が持参している水を飲むくらいしかできない。
それだと回復できないのです。
で、「それでもがんばるかー」と思ってラストスパートをかける気持ちで
がんばってなんとか見るという感じになってしまう。

酷いときは、いつ終わる?と思いながら作品の並びを
パンフレットで確認しちゃったりする。
そういう時は、ほぼ終わりの作品はちゃんと見れてない、感じれてないときが多い。

・・・・・と、今回はそういう事を思わない
丁度いい点数の展示会なのです。

フィラデルフィア美術館に行った事がないから
当たり前だけれど、名前が知っていて色んな作品を見たことがある
巨匠達の見たことがない作品が見れるのがまたいい。

上質なセレクトショップに行った気になれる美術展です。

12月24日(ワーオ)までらしいので、
クリスマスデートにでもいかがでしょう?(早っ笑)