私は筋金入りの裸足族である。

幼い頃はマンションに住んでいたのだけれど、
家も外も区別がなく、ずーっと裸足で遊びまくっていた。
「いってきまーす」も「ただいまー」も、裸足で言っていた。
その頃の足の裏に感じたアスファルトの冷たさを 
いまだに思い返すこともできるくらい。

うちの家にスリッパを履く習慣はなかったし、
昔から靴下を履いて出かけたとすると、
玄関に入って靴をぬぐとすぐ靴下をぬぐ。
(本当に大きくなってから、気に入ったスリッパを自分で買ったりした。けれど、幼い頃の習慣になかったので、そのお気に入りの夏物も冬物も履くとは限らない。その年によって、一旦履きだすとその季節はずっとはいていたりもする。きまぐれだ。でも基本はいつも裸足。)

でも、それなのに扁平足なのはどうしてか?
なんて疑問は横においておいて・・・

さて、そんな裸足族の私。
舞台のお仕事の時、(過去三回程舞台に出たことがあるのです。)
稽古中はさすがに動きやすいスニーカーを履いているのだが、
本番中は、劇場に入ったとたんに脱ぎ履きしやすい靴をはいて、
それで、支度したり柔軟したり はたまた昼公演と夜公演の間を過ごしたりする。

そう、裸足族の私がその時に愛用していた品がこれ!

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草履!!!あぁ、かわいい。
写真の草履さんは第一号。
軽井沢に行ったときに、民芸屋さんで出会って購入したもの。
「おばあちゃんの手作り」という樽の中にたくさん入っていたもので、
そういうものは時々、東京でも、他の温泉街でもお目にかかるのだけれど、
このストライプの鼻緒と草履の柄ほど、かわいい組み合わせにいまだ
出会えていない。
お気に入りなのだ!


そんな私が最近あらたに見つけた、かわいい草履。
しかも自分で手作りできるとあっちゃぁ、やらずにはいられないでしょう!

                   『初めての手作り草履』編に続く・・・