インテリア書道の専門店 & ギャラリー キャレモジ

インテリア書道の専門店 & ギャラリー キャレモジ

明治神宮前のギャラリーでは、インテリア書道・墨アートの作品販売のほか、額装(表装)も承っております。

こんにちは、マツウラです。

雨、雷、猛暑…皆さまお元気でお過ごしでしょうか?

そんな中でもお客様は、展示会へお越しくださっており

大変ありがたく思っております。

※ Summer Exhibition 墨の涼香 開催中アップ

 

額装のデザインを担当しておりますマツウラです。

いつも素敵な作品をお持ちいただきありがとうございます。

最近の額装実例は下記よりご覧いただけます。

お好みのデザインにて制作いたします。

https://www.carremoji.jp/frame/

 

本日は、アクリル板についてのご案内です。

近頃、アクリル板が光って嫌、プラスチックがあまり好きではなくて

というご相談があったりしますのでそんな方へのご案内です。

 

通常の額装注文では、フレームとアクリル板がセットになっております。

これは、お好みで外すことも可能です。

( 裏にバネが入ってますのでガタガタなることもありません。)

アクリルを抜いてしまうことで反射がなくなり作品の紙の質感、

墨の質感までもきちんと鑑賞できます。

 

それでも作品がむき出しになるのが心配な方は、反射しないアクリル板、

または反射しないガラス板などに変更も可能です。

通常よりややお値段がかかりますが、お好みでお選びください。

 

パネル張りや、木枠(アクリル無し)もおすすめです。

高級感がありナチュラルな空間になじみます。

 

実物をご覧になりたい方は、

お気軽お越しください。※事前予約制

 

 

 

 

「復興祈願  がんばろう 能登」

つい先日、日本中の思いが埼玉県行田市の田

んぼアートになって出現しましたね!

埼玉県行田市の田んぼアートは、人気アニメ

や映画などをテーマに、毎年注目されている

そうですが、今年は能登半島地震からの早期

復興を祈願したテーマで、タテ180メートル、

ヨコ150メートルの田んぼに日本遺産の能登

「キリコ祭り」が描かれました。

「キリコ」とは巨大な灯籠のことで、それを

担いで練り歩くのがキリコ祭り。

その灯籠には「智仁勇」などの縁起のいい文

字が豪壮な筆文字で書かれていたりします。

その縁起文字を「復興祈願」「能登」に替え、

「がんばろう」を添えての今作。書き手は石

川県立能登高校書道部員で、なかなかの力作。

やっぱり願いを叶えたいときには、筆でその

祈願の思いを込めて書き下ろすのがいちばん

ですね。一点一画に祈りが込められ、丁寧に

仕上げられているのがよく見て取れます。

まさに筆文字は日本人の心の表現であると、

しましたよ。

Summer Exhibition

墨の涼香 

昨日よりキャレモジ作品の展示会を開催中です。

2024年7月18日(木)~8月31日(土)

期間中のお休みは下記です。

日・月 定休日

夏季休業 8月8日、11日~15日

場所 キャレモジギャラリー

 

 

TEL03-5766-7120

なお、ご来店の際は誠に恐れ入りますがご連絡いただけますと幸いです。

※事前予約制

 

 

※ご自身の額装をご検討の方もデザイナーがご相談承りますのでお気軽にご連絡ください。

 

 

 

大相撲名古屋場所が始まりましたね!

土俵上での力士の迫力もさることながら、行

司さんの華やかな出で立ちも目を引きます。

「はっけ(き)よい」「のこった」の掛け声も

独特で意味不明? と思っていましたけど、

「はっけ(き)よい」は「発気揚々」で、二

者が動かないときに「元気出してがんばれ」

の意味。「のこった」は二者が動いているとき

「勝負はついてない」の意味だそうです。

「へー」って思っていましたら、行司さんは

相撲の番付表を書くことも大きなお仕事とか。

いわゆる相撲字という変わった楷書で番付表

に隙間がないほどびっしり詰めて書くのは行

司さんだったのです。行司部屋では日々、相

撲字の猛練習が行われているそうですよ。

番付表は上手い行司さんによって10日間ほ

どかけて書かれるそうですが、隙間なくびっ

しり書くのは「大入り」、つまりお客さんがた

くさんぎっしり入るようにという願いから。

筆文字は余白が命、と思っていましたけど、

余白があるとお客さんが入らないというこ

と? いろんな世界があるものですね。

SNSでの短歌がブームだそうな?

「♯tanka」には、毎日次々と新作が投稿され、

自分の思いを31文字にのせて歌う人が増え

ているそうですが、おもしろい現象ですよね。

それをつい先日、NHKの「漫画家イエナガ

の複雑社会を超定義」という番組で知った私

なのでありました。

番組では、町田啓太クンが現代社会のさまざ

まな現象を超定義してくれます。

超定義の「超」は超高速講義の意味で、その

喋りは通常の2倍速から3倍速ぐらいの速さ。

「高齢者(私)にはキツいわあ!」

短歌は平安時代に仮名文字の発明と同時に大

ブームが巻き起こったのですが、「♯tanka」

のブームは俵万智さんの『サラダ記念日』

(1987年)に発端があると、町田クンの解説。

「日常の出来事をただ57577にのせて(うた)えば

いい」というわけ。ということで、

「ほんとうにあたしでいいの? ずぼらだし、

傘もこんなにたくさんあるし」(2018年)

ある33歳女性のこの短歌は5.7万件の「い

いね」獲得。「ずぼら」を(うた)える現代は楽しい!