こんにちは(o^―^o)
本日はボディの下地処理【洗浄編その1】について工程や道具についてのお話をしていこうと思います。
なんで書こうと思ったのかは、最後に記載しているので良かったら読んでください(^▽^)
一つにまとめると相当な量になってしまうので分割して書いていきたいと思います。
作業の工程
①砂埃など大きい汚れを除去
②鉄粉除去や油脂汚れスケール除去
③マスキング後研磨
この流れで作業を進めていきます。
大した事ないじゃんと思われる方もいらっしやいますが、ここから非常に中身が細かくなり解説も入れていきます。
①砂埃など大きい汚れを除去解説
高圧洗浄機を使い車体全体の大きい汚れを除去します。
※ボディがクリア層にダメージがある車はやらないでください。
分子の大きいゴミ等が付着している状態でボディをタオルやスポンジで擦ると傷が付く可能性が高い為、高圧洗浄機を用い て大きい汚れを極力触れない様に除去する事が目的です。
ボディ全体に中性洗剤を掛け細部をディティーリングブラシで優しく清掃する。
ディティーリングブラシで洗浄する箇所は角の様に段差になっている所やフロントグリルなど手の届かない部分や洗う為に押し付けて洗う必要がある所を洗浄してください。
また、このタイミングで給油口などを洗浄するのが良いでしょう。
中性洗剤を掛け細かい部分を先に洗浄するのは、水の乾燥をなるべく防ぐ目的と中性洗剤の作用で汚れを取りやすくする効果を狙っています。
細部のディティーリングは思った以上に時間を要する場合があるので、特に乾燥に注意し乾くようなら再度水を掛け乾かない様にしてください。
※そのまま乾燥してしまうと水シミなどになる可能性があります。
下記イメージ様に画像を掲載しておきます。
※ソフト99ポンピング
※ながら洗車ディティーリングブラシ
一度高圧洗浄機で泡を洗い流し再度中性洗剤を散布する。
柔らかくなった汚れを落とし傷になる要因を極力減らす予備の洗浄です。
再度洗剤を散布し次の洗浄に移ります。
ムートン(羊毛)を使いなるべく一方向の直線で汚れを落とす。
余裕があればバケツを2個用意し洗剤を入れている方とグローブ洗浄用を用意します。
1~2面洗った所で1度グローブを洗い洗剤を付けて洗浄していきます。
ムートンを使う理由は傷をつけにくく汚れを回収しやすいからです。
また、スポンジ等は一部分に力が掛かる事もあり洗車傷を増やす要因になることから私は使用しません。
一方向で汚れを落とす際も力は入れず撫でる様に滑らせ端に寄せて落としていくイメージで洗いましょう。
※基本的に力を入れて一部分を擦る行為はしない様にしてください。
下記にムートンの参考画像を用意しましたが、この様に丸く洗ったり上下左右に洗ったりすると傷の原因になると考えられます。
一方向に力は入れず撫でる様に滑らせ端に寄せていく洗い方を推奨します。
※ソフト99ムートン
洗剤を洗い流し、大判タオル等で軽く拭き上げる。
拭き上げ作業に関してもとても傷が付きやすい作業になります。
出来るだけ力を入れない様に優しく水分のみを回収していきます。
出来れば洗車用の大判タオルを使いタオルのみを引っ張って水分のみを回収すると傷も付きにくく拭き上げ作業が早く終わります。
※オートフィネス大判タオル
ここまでで一旦①砂埃など大きい汚れを除去が終わりです。
次の記事は②鉄粉除去や油脂汚れスケール除去になります。
最後になんで書こうと思ったかを書いていきますので、気になる方は読んでください。
これは私がこの仕事に携わってから感じている事なんですが、車のディティーリング業務全般ってなんか不透明じゃないですか???
確かに普通の方から考えれば、内容も細かいし専門的な物も多いから伝えるのって難しいんですけど・・・
でも、決して安くはない金額なのでお店としてやってる以上伝える事をこちらは諦め(妥協し)てはいけないと思うんですよ!
そこに価値を感じて貰えた=ご依頼に繋がる だと私は思っています。
記事を読んで頂けている方はそこまで多くはないですが、ディティーリング業務に携わっている身として発信を続けて行くことが大事だと思い書き続けていけたらと思います。
今回はこれで終了です。
何かあればお問い合わせご相談お待ちしています(o^―^o)
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