こころ(田頭) | 夢と情熱の中古車屋・尾道から感謝をのせて            カープラブログ更新中!

夜のカープラ工場。

既に廃車が決まっている車を

急いで洗車する営業の小畠の

姿がありました。

 

お客様の思い出深い車で、

今日新しい車の納車式が

あるという事で、最後に

キレイな姿を見てもらいたい。

 

新しい車と並べて写真を

撮ってあげたい。

 

 

そういった『こころ』だけで動いた

小畠の行動に心打たれました。

 

これこそ、カープランニングの

忘れてはいけない『原点』

なんよね。

 

 

『喜んで頂く』

『お客様目線』

 

損得や儲けじゃなく、こうして

1円にもならん事でも、お客様の

気持に寄り添って出来る行動

こそが、カープラの魂です。

 

 

 

ずいぶん前ですが、

何十年も歴史がある同業の先輩

社長に教えてもらった事があります。

 

『ウチは廃車でも絶対に車同士を

積み重ねんので。やっぱり最後まで

大事に扱わんといけんのよ。』

 

正直、昔は廃車が決まっていたり

廃車の事故車同士であれば

バンパーを当てながら停める

事がありました。

スクラップには工業ゴミを

積み込んだ事もありました。

 

振り返るとそんな時代が

恥ずかしいです。

 

今は、

必ず間隔を開けて停めますし、

どんな車でも最後まで雑には

扱いません。

 

ワシらは車を扱う仕事。

 

車は、ただの移動手段や便利な

道具だけじゃない。

どんな車でも人の心、思い出や

思いを乗せて走っとるんよね。

 

最後まで、丁寧に扱います。

 

例え廃車でも、動かなくても

最後までオーナーであった

お客様の心を考え、

大切に扱います。

 

それが、クルマを商とする、

人もモノも大切にする

『カープラのこころ』です。

 

 

『夢と笑顔があつまるぶちえぇ会社を創る』

 

 

田頭