日本 1 - 3 カタール
日本は準優勝でした
結果は残念でしたが
日本代表の皆さん、お疲れさまでした
そして、カタール・・・強かったですね
正直、日本は惨敗に近い内容で
文句の言いようがない
新アジアチャンピオンの誕生でした
カタールが格下とか言ってたやつ
謝れ！！みたいなツイートが
チラホラありまして
え！・・・俺！？
確かに、舐めてましたね
結果的にも、めっちゃ強かったです
個々の選手の能力も想像以上でしたし
何より驚いたのは、その組織力で
完全に中盤を圧倒された印象
逆に、日本代表が
カタールのアリのあのスーパーゴールで
一気に混乱してしまって
最後までそれを引きずってしまったのが
本当に残念でした
イラン戦の逆を、そのままやられた感じです
あの１点に関して、吉田や権田が叩かれていますが
後ろを向かせない守備が機能した結果
半ば破れかぶれに打ったシュートで
あんなもん、１００回打って１回決まるかのもの
手放しで相手を褒めるべきプレーであって
あれで、二人を責めてもしょうがありません
むしろ問題は、そんなラッキーパンチを割り切って
しっかり立て直せなかった部分こそ
今の森保ジャパンの反省点だろうと思います
時間は腐るほど残ってたわけですから・・・
なぜ、カタールのペースに飲み込まれたのか？
もちろん、カタールは素晴らしく
特にパス回しの速さと正確さには驚いたし
さすがは、下部年代から作り上げてきたチームで
その連携力の高さには目を見張りましたが
やはり、大きな原因は
日本代表の自滅にあるような気がします
まずは、試合後の乾の言葉にもありましたが
カタールの３バックへの前線のプレスが
上手くハマらなかったところ
これは、後半が始まってしばらくは改善されましたが
最終的には相手の勢いに飲み込まれた感じです
そして、この前線のルーズさのフォローを
ボランチがコントロールしきれなかったところ
いなくなって遠藤航の存在感を感じましたが
中盤が締まった試合では上手く動けた柴崎も
ルーズな展開を主導的に動かすには
まだまだ試合勘が足りないかな～という部分と
塩谷には、本職ではない部分でのフォローは
やっぱきつかったかなという感じです
で、最終ラインにおいては
両サイドバックの不調がもろに悪い方に出て
前がかりもうまく機能せず（特に酒井宏）
裏を突かれまくって（特に長友）
で、肝心なところで吉田が空回りして
叩かれるという悪い流れで
期待の冨安こそ奮闘しましたが
頼みの綱の日本の守備が崩壊したことが
全てだったと思っています
そもそも、戦前の予想では
新BIG3（何が“新”なんだろうね？）による
攻撃陣への期待感が高く
守備への不安の方があった日本代表でした
途中、権田劇場なる言葉も生まれたように
GKとの連携にも問題を抱えながら
それでも試合を重ねるごとに連携を増し
むしろ、勝利を支えた印象だったんですが
・・・最後の最後に、波が来てしまいました
イラン戦で、一定は完成したと思ったんですが
甘くはなかったです
守備の連係って、攻撃以上に生命線なんだと
改めて思うところです
さて、逆にそう考えると
力負けではありません
客観的には惨敗の決勝戦でしたが
連携不足で安定感に欠ける守備陣と
戦術面で詰め切れていない攻撃陣とで
よくぞここまで・・・という見方も出来ます
個人的には、今の代表メンバーが
とてもじゃないけどベストとは思っておらず
不安視されるボランチやSBにも
いまや、新戦力が続々と台頭しています
その点、今大会で活躍しきれなかった選手は
その競争にもろに晒されるとは思いますが
単純なメンバー能力値的には
日本代表の方に大きな上がり目があるのです
その上で、決勝戦であらわになった
（それまでにもぼろぼろと・・・）
日本の課題が連携と戦術の熟成にあるとすれば
こっちでも上積みがあると考えられます
で・・・準優勝
まぁまぁじゃないですか
もちろん、ここまで来ていて
めっっっっっっちゃ悔しいわけですが
ポジティブに考えて、先につながれば
とてもいい経験だったのかもしれません
きっともっと強くなる！！！
森保監督を信用しましょう
頑張れ、
日本代表！！
頑張れ、森保ジャパン！！
なかなかに内容の濃い親善試合もあるし
そして６月にはコパアメリカがあります
楽しみはこれからだよ～