本当は、大一番での

劇的サヨナラ逆転ホームランの

覇気について・・・語りたいんですが(〃∇〃)

 

その興奮冷めやらぬ夜中に

ムクっと起きて観戦した

 

日本代表サッカー

ハリルホジッチジャパンについて

久しぶりに書きます

 

 

まずは・・・

 

祝・6大会連続W杯出場決定

めちゃくちゃめでたい!!!

ヾ(@°▽°@)ノ

 

なんてったって

あの岡野のシュートから20年間

日本代表はず~っとW杯出場国なんで

 

もはや常連と言っても過言ではありません

 

日本代表のユニが赤くて

W杯なんか夢のまた夢だった頃から

追いかけてきた俺にとっては

 

正直・・・まだ慣れませんが

 

今の若いサポーターが

W杯、当然でしょ!?とか言っちゃうのも

理解出来なくはありません

 

その期待に応えての

ロシア大会出場決定は

 

ウラー!!と叫ばざるを得ませんね

 

 

で、本題

 

試合結果の細かい話云々に関しては

間も空いたし、終わってすぐだし

さておきまして・・・

 

代表監督ハリルホジッチについて

思うところをとりあえず

 

個人的には、サッカーを戦術的に眺め

そこから選手を語るのが趣味なんですが

 

実際のところ、ハリルの戦術って何??

(°Д°;≡°Д°;)

 

なところがあって、よく分かりません

 

戦術オタクの俺が

観戦記を書き難かった原因も実はここです

 

 

一応、ザックのポゼッションサッカーの総括と

流行り始めていたショートカウンターを

意識するところからスタートして

 

アギーレを招聘したまでは

それなりに分かりやすかったんですが

 

すったもんだの末に現れた

ハリルホジッチの姿は

 

就任から2年半経った今も

そして、一つの重要な目標を達成した今も

もやもやしたものが拭えず

得体が知れず・・・

 

それが、あの魅力的な人間性をもってして

未だに評価を二分する原因なのかと思います

 

 

区切りを迎えて

ハリルの戦績を並べつつ

過去の代表監督での経歴を眺めると

 

特定の戦術にこだわらず

選手なり、相手なりに変幻自在

 

・・という前評判には、改めて納得します

 

その変幻自在っぷりが

彼のインスピレーション重視で

継続性も薄く、万人には理解し難いが故に

 

しばしば変人扱いされがちなことも

・・・改めて納得できましたね( ´艸`)

 

 

とは言え、ここに来て

ようやく見えてきた部分もあります

 

もともと言われてましたが

ハリルはW杯本戦を強く意識して

チーム作りをしており

 

それはつまり

格上相手が想定だということです

 

それが、格下の多いアジア予選で

思わぬ苦戦を続けた原因となったことは

恐らく、間違いないところで

 

これは、ポゼッションサッカーで

アジアで無敵を誇ったザックJとは対照的

 

本当、難しいですね( ̄ー ̄;

 

力技でも十分押し込める相手なのに

しかも、格上の日本相手に

ガッチガチに守り固めたところめがけて

 

わざわざ、一発を狙うカウンターで戦っても

そりゃ~必要以上に苦労して当たり前

 

それを分かってやってれば

バタバタもしないんでしょうが

 

アジアをよく知らない名将らは

大体、ここでつまづきますよね

 

なぜ、日本ごときに相手が守りを固めるか?

なぜ、アジアの格下ごときに攻めあぐねるのか?

 

その理解が現実に追いつくまでの葛藤が

特にハリルには大きかったような印象です

 

やっぱ、芸術家肌なんですかね~(´д`lll)

 

当然、データ無視までの監督ではありませんが

肌感覚を重要視する人間であることは

過去の、好き嫌いむき出しの経歴が

顕著に表す通りのようです

 

良くも悪くも、頭をかき乱しながらも(笑)

ハリルはそれに折れることなく

モチベーションが下がる様子はありません

 

それだけ、日本代表監督の魅力が

それなりに色々とあるんでしょうが

徐々にハマりつつあることを歓迎すべきで

 

アジア予選の表面を並べただけの

中身のない総括や交代論とか

アホ臭いでしかありません( ̄へ  ̄ 凸

 

 

具体的には、今の流行りに多い

好む戦術を駆使し、引き込むタイプではなく

 

あくまでも実践的

 

とりあえずのベースで相対し

時々の戦況に応じた微調整と

テンポのいい選手交代とで戦う監督で

 

決めたプランを粘り強く見守るザックとは

ここも対照的に、ゴール前でよく騒ぎますよね

 

ある意味、見ていて面白いっちゃ~面白いし

もちろん選手の士気も上がる監督なんで

 

そこもまた実践的と言えるでしょう

 

 

で、肝心の戦術的には

 

結果、ショートカウンターで

W杯を戦うだろうと思われます

 

ザックから引き継いだ

ポゼッション向きの中心選手を使いながらも

 

アジア予選を通じて

『縦に早い!』だけは貫いており

こだわりを感じます

 

過去2回のW杯での結果も

(いずれもチャレンジャー的な挑戦)

きっと、それを後押しするものでしょう

 

早い段階で原口や井手口を見出し

粗いなりにも酒井宏や蛍を使い続け

浅野や南野といった押し込むCFを好むのも

 

どれも、カウンターサッカーに通じます

 

当初、日本人らしいポゼッションを

カウンターにどうMIXさせるかを

模索するような動きがありましたが

 

中々結果につながらない状況を目の前に

徐々に開き直っており

 

先のオーストラリア戦などは

サプライズだ!賭けだ!とも言われましたが

 

縦に早いカウンターサッカーの

集大成として振り切った結果かな~とも

捉えることが出来るかもしれません

 

コンディションの問題も大きいでしょうが

 

ポゼッション志向の選手を外し

カウンター向きの、守備に強く

ハードワーク出来る選手に特化した布陣が

ズバッとハマったわけで

 

この先、その傾向は強まることでしょう

 

ラストチャンスともいえる最後のサウジ戦で

持ってリズムを作る選手が機能せず

 

この結果も、きっとそれを後押しするはずです

 

 

じゃあ、そんな従来型の選手が

・・・要は本田や香川には

この先、出番がないのかというと

それも少し違うはずです

 

もちろん、今のままではインパクト無いですが

 

例えば乾や大迫が重宝されるように

前線でボールが納まるというのは

日本の最大のストロングポイントなわけで

 

その上で、いかに縦に早くいかに運動量多く

ハリルサッカーにハマるかが重要で

 

加えて、経験ある彼らは

それだけでプラスとなりえます

 

ピークを越えた、伸びしろへの懸念は

ある程度は現実なんですが

 

それよりも何よりも

とにかくコンディションを安定させ

なおかつ、所属チームでの活躍が

 

横一線となった彼らには

これまで以上に求められることでしょう

 

世代交代待望論はいつもあるものですが

ザックの子供たちに頼りきりだった最近は

特に、ごうごうと聞こえる声でもありましたが

 

そんな待望論は所詮は期待と願望でしかなく

 

ようやく今、必要と結果に応じて

大きく動き始めた世代交代こそが本物!!

 

そして、それに交代される側が

本気で抵抗してこそ成功するもので

 

W杯が決まった今

これから起こるであろう競争が

日本サッカーの未来を決める肝となります

 

 

本人ももがき苦しんだようですがww

 

得体のしれない悩める指揮官

ハリルホジッチの登場こそ

日本代表の進化の鍵かもしれません

 

アジアで最強ってのももう飽きました

出るだけってのにももう慣れました

勝てそう・・・で惜しいだけの結果も(*´Д`)=з

 

今度こそ次のステージに!!!

 

残り1年弱・・・その進化を楽しみに

ゆっくりと本番を待ちましょう

 

 

頑張れ、日本代表!!

頑張れ、ハリルジャパン!!

ヾ(。`Д´。)ノ