Chapter.4隠居倉~三斗小屋温泉
PM14時 隠居倉からは樹林帯で急勾配なので足元に注意して一気に下山
20分程で煮え立つ三斗温泉の源泉に到着
更に下ると、「三斗小屋温泉神社」本殿に
創建は不明とのことながら、温泉発見は平安時代の1142年との伝承
PM14時半 三斗小屋温泉到着
三斗小屋温泉には2つの宿があり、上にあるのが「煙草屋旅館」←名前とは無関係
Chapter.5大黒屋旅館
もう一軒が、今回お世話になる「大黒屋旅館」←大黒様の代わり
本館は、戊辰戦争の戦火で焼失し翌明治2年に再建され150年経過とのこと
土間を入ると、囲炉裏のある趣きある佇まいで天井も低く昔ながらの造り。
平日で繁忙期ではないので、案内された部屋は個室で貸し切り
ここは、携帯圏外エリア、郵便交通困難地、自家発電と本当に昔ながらの生活。
豊富にあるのは湧き水と温泉で、キンキンに冷えた水は飲料可
温泉は源泉かけ流しで、岩風呂と檜風呂を1時間おきに男女入れ替わり制。
檜風呂は泉温が2種類あり奥は51℃と高温で、岩風呂は41℃とぬるめ
早速、檜風呂で汗を流し冷えた缶酎ハイでひと息
その後、夜と朝にも1回ずつ堪能♨♨♨♨
今時珍しく、夕食と朝食とも嬉しい部屋食でボリュームも十分
消灯21時と早いのは山小屋あるあるで、その後はランプも消されご就寝
Chapter.6三斗小屋温泉~峠の茶屋駐車場
AM8時 朝食と朝風呂を済ませ、いざ下山
実は、前日夕方から降り続く雨が止まず、三本槍岳は諦めまたの機会に。
下山とは言え、避難小屋まで標高を上げていく道で最短ルートを進む
途中、道を見失いルートを外れるものの、とにかく稜線を目指しガレ場を前進
AM9時10分 稜線にある「峰の茶屋跡避難小屋」に到着
AM9時40分 無事に「峠の茶屋駐車場」に到着
こんな天候でも、朝から老若男女登ってくる人多数で人気が伺える。
夏山とは言え高山は涼しく、下界の暑さをすっかり忘れてしまう程。
今回は5年ぶりに泊りでの山行で、秘湯と宿に癒された山旅でした