202冊目読了~音符(単行本224P)  2017/6/20発行

ミステリアスなSFや心理的ホラー作品を描く、好きな著者の少し前の作品本

 

評価の方は・・・・星4.5★★★★アップ

 

好みや終わり方に賛否あるものの、次の展開が気になり久々に一気読みDASH!

 

 

 

<あらすじ>

元刑事・加瀬将造(38)は、借金取りから逃げ回るロクデナシの日々を送る。ある日、子どもの頃に家を出ていった父親が、孤独死したとの知らせを受ける。加瀬は父親が住んでいたボロアパートを訪ね、金目のものがないかと探すと、偽名で借りた私書箱の契約書があり、何者かが毎月30万円を送金していることを知る。さらに天井裏には古いVHSのビデオテープが隠されていた。再生した映像に映っていたのは…。(BOOKデータベースより)

 

 

 

物語りは、「ゆする側」と「ゆすられる側」の視点で描かれたサスペンスものサングラス

 

ある封印されていたビデオが見つかることから、黒い波紋は徐々に広がっていく。

 

ゆすりのネタを掴んだ元刑事は、代議士をゆすり大金を取ろうとあれこれ画策札束

 

ゆすられる代議士は、取り引きをしつつ側近に依頼し犯人捜しを決行サーチ

 

見所は、相反する方向から来た線と線が交わり、ゆすりネタの真相が暴かれる時。

 

 

 

ネタ元を調べるシーンや犯人捜し、現金の取引シーンなど、スピーディーな展開で最後までハラハラさせる作品でした本