172冊目読了~(単行本226P) 2019/06/21発行
北アルプスの山小屋で10年働いた経験をエッセイにして本にまとめた作品
評価の方は・・・・星4つ★★★★☆
テーマ毎に分類されていてとても読み易く、山小屋での仕事や人間関係も中々興味深い
<内容>
仕事、暮らし、恋、人間関係、そして人生への向き合いかた…山小屋で10年働いたライターがつづる山の上での想定外の日常!(BOOKデータベースより)
山好きや山小屋を利用したことのある人なら、一度は思い描いたことのある山小屋での生活。
季節労働で閉鎖的な高山と言う環境下での仕事は、想像以上に特殊で大変な毎日。(通年営業小屋もあり)
水の確保や食料のやり繰りの話、分業制の業務内容や共同生活での人間関係など、興味津々
山小屋で働く人は、年齢性別それまでの経緯や生き方も様々で、特殊なだけに人間模様も面白い
著者も、元々小説家希望でひょんな事から山小屋スタッフになり、その経験を活かし夢を叶える事に
閉鎖的な職場であるだけに親密になり易く、また相性が合わない場合逃げ場のない辛い職場にも
表には見えてこない山小屋スタッフの素直な気持ちや、山ならではのエピソードが楽しめる作品でした