前編だけは原作で読んだ作品で、前後編と2部構成の映画(2016年公開)
警察組織と記者クラブ、そして事件関係者と、登場人物が多く活字だと分かりづらかった
評価の方は・・・・5段階の星3.5★★★★☆
映像版で内容がよく理解出来たのですっきりで、結末も意外な方向から解決ですっきり
<あらすじ>
わずか7日で終わった昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件、“ロクヨン”から14年が経過し、未解決のまま時効が近づいていた。そのロクヨンの捜査に携っていた警務部秘書課広報室の広報官・三上義信(佐藤浩市)は、記者クラブとの不和、刑事部と警務部のあつれき、ロクヨンを模倣したような誘拐事件に直面し……。(シネマトゥデイより)
昭和の終わりに起きた少女誘拐殺人事件は、不運にも”天皇崩御”の報道に掻き消される。
時効をまじかに、未解決事件を追う姿勢は取る警察組織ながら、この事件には深い闇が
物語りは、事件を追う警察の事情と、被害者の心情を描きつつ徐々に事件解決へ。
主人公は、”佐藤浩市”演じる当時の担当刑事であり現広報官で、記者クラブとは対立関係
警察は何か隠していると疑念する記者達と、警察組織との板挟みに合い苦悩する広報官
実際にありそうな警察組織の闇を描きつつ、事件の意外な真相が徐々に浮き彫りに
と、中々見応えのある内容ながら、終盤の展開にはつっこみ所が多々ある作品でした