153冊目読了~音符(単行本256P)

実際にあった、山や田舎集落での不思議な体験や言い伝えをまとめた”山怪”の続編。

 

評価の方は・・・・星3つ★★★☆☆

 

全国に足を運び取材してまとめた一冊という事で、内容よりも努力に敬意を表して。

 

 

 

<内容>

ベストセラー『山怪』第二弾、顕現!!山岳、怪談、民俗学…and more。領域を超えて拡散する「語り」の魔術。現在形のフィールドワーク!(BOOKデータベースより)

 

 

 

前作は、東北が中心でマタギなどの話が多かったが、今回は丹沢や信州や四国など全国で聞いた話。

 

ほとんどの話の舞台は日常の山や集落で、狐火や神隠しなど現代では事件や科学で片付けてしまいそうな内容。

 

もう少し、期待する登山や山小屋での恐怖体験があると面白いのだけどうーん

 

 

 

ただ、山での道迷いが狸の仕業だったり、狐が人に化けたり、狼の話など、古き良き時代の話もおばけくん

 

そんな話も、TVの無い時代は囲炉裏を囲んで聞くのも楽しみのひとつで、言い伝えられてきたのかもしれない。

 

まあ、実話を元にした内容なので読み易く、軽い気持ちで箸休め的に読めるのでオススメな作品です本