警告を知らせるアラームが突然鳴り出した
腕時計に目をやると、グラフが落ち込み気圧が急激な下降を示している
今夜は、今年最大級の台風が接近する
勢力は衰えたとは言うものの、進路は見事列島を縦断するから油断ならない。
気圧
「ん~実に興味深い現象だ」
では、今宵は気圧についてお話しよう
自分で淹れた珈琲を飲みながら、慣れた手付きで時計を操作してみる
昨日までは、機能が多過ぎて使いこなせていなかったが、今日は違う。
ぶ厚い説明書と格闘した成果は、このストームアラームが作動したことで証明されている。
本来なら、異常を知らせる警告音も、鳴る度に嬉しくなるから不思議だ。
この機能は、気圧の急激な変化を捉えてお知らせしてくれるものであるが、
数値的には3時間の間に4hPa(ヘクトパスカル)の降下が見られた時である。
これだけの変化が起こった時は、ほぼ間違いなく天気が悪くなると言うから自然は正直だ。
天気が変わり易い山では、きっと私の助けになってくれることだろう
そんな気圧のことを考えてみると、子供の時の理科の授業を思い出す
当時、習った気圧の単位はmb(ミリバール)と記憶しているからだ。
ちなみに、1気圧は約1013mbでmb=hPaであるからして、単位を言い変えるだけで済んだから助かった
どうやら、国際単位に合わせる為1992年(平成4年)に変更されている。
その頃、私はちょうど20歳だ。
通常、授業で天気図を習うのは小学5年生くらいだから、恐らく10~11歳になる年
だとすると、だいたい32歳以下の人には通用しない話になってくる。
いずれにせよ・・・
ミリバールを知っていると若くないか、理系の小難しい奴と思われるから気を付けろ