結構厚かったけど、一気に読了~(文庫本527P)
最近、読むペースが上がってきました
ちょっと恐そうなタイトルと表紙の作品の気になる評価は....
星2つ半★★★
帯にある通り、いつの間に切ないストーリーに
<あらすじ>
覚醒剤中毒死を疑われ監察医務院に運び込まれた遺体から未知の黒色胞子が発見された。そして翌年の五月、口から黒い粉を撤き散らしながら絶命する黒手病の犠牲者が全国各地で続出。対応策を発見できない厚生省だったが、一人の歴史研究家に辿り着き解決の端緒を掴む。そして人類の命運を賭けた闘いが始まった―。(BOOKデータベースより)
ウィルスとは違う、100%の致死率と発症後30分以内に絶命してしまうと言う、
未知なる黒色胞子とそれを追うプロジェクトチームとの闘いが描かれていて、
その研修者に訪れた悲しい出来ごとで思わずうるっと来てしまいます
でも、正直言うと、もう少し泣かせて欲しかったかな~
そうしたら、星3つな作品です
今回、この作品をチョイスするに辺り、作家さんで選んでみました
実は、お気に入りの作品『百年法』の作者であり、
ドラマがヒットした『嫌われ松子の一生』の作家さんでもあります。
やはり読み易く、SFっぽくありながらもリアリティがある作品で面白かったです
この作品は、すでにWOWOWでドラマ化されていた様なので、
DVDがあれば是非映像版でも観ておきたいと思います
それにしても....
黒い粉を吐いて死ぬなんて、想像しただけでも恐いですねぇ