下巻も一気に読了~(文庫本364P)
目まぐるしく状況が変わっていくので、先が気になりどんどん読めちゃいます
気になる評価は・・・・
星2つ半★★★
確かに、映画、ドラマになりそうなジェットコースター的内容であります
下巻では、ホストになってひと肌あげようと奮闘するもやはり成り切れず、
日雇い労働やタコ部屋、行きつく所はホームレスになるなど誰かの人生のごとく、
また、誰にでもなり得るだろう人生が描かれています。
ホームレスと言うと聞こえが悪いがこれは難民であり、
テント村は難民キャンプと言う表現に頷ける所がありましたフムフム
ホームレスが一概に怠け者と言う訳でなく、事業に失敗した者や社会に適応出来なかった者など様々で、
最底辺の生活になる程生きて行く為に必死なのが分かります。
格差社会の中、一度落ちると中々這い上がれないのが今の日本社会
「明日は我が身かな」と、少し考えさせられます。
そんな今作品が、来月22日に映画上映
どうやら、2時間の枠に納める為、冒頭の大学時代や最後のホームレス時代の登場人物を省いて、
より波乱に満ちた転落人生にフィーチャーしている様でR15指定にも。
合わせて映像でも観てみたいと思います
アウトローな内容の作品が多い著者と言うことで、他の作品も気になる所です