コバっち「どう登れそう
」
カッツー「う~んあと一歩、多分大丈夫」ブルブル
彼が、山に行きたいと突然言い出したのは、確か先月の話。
少し意外だったので、言われた時にびっくりしたのをよく覚えている。
これまで登山経験のない彼がいきなり山に行って、
無事に帰って来られるかが気掛かりであった。
そこで、山登りの訓練として、家の屋根に登ることを思いついたのだ
我ながら名案である
しかし、困った事に登る適当な家が見つからない。
いきなりハシゴを掛けて勝手に登っては、泥棒と間違えられるだけだ
ん~困った~
そんな折、当社で家づくりされたOBのS様からお声を掛けて頂いた。
「ウチの屋根だったら、登っていいわよ」
「但し、ついでに震災で瓦がずれていないかもチェックしてね」
何ともありがたい話だ
こうして無事に登る家が見つかり、いざクライムオン
カッツー「たけーよーこえーよー
」
ヒョエー
コバっち「何ビビってんだよーそんな事じゃあ山なんて登れないぞー」
カッツー「コバっち~俺やっぱり山諦めた」ムリー
こうして、彼の山への情熱は浜辺の砂山のごとくいとも簡単に崩れ去り、
二度と登山したいと言わなくなったのでありました。
おしまいうそうそ
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今のぐし瓦は、ゴム付きの釘でしっかり止めてあるから安心