頂上までは岩場が行く手を阻みますが、
意外に登り易く足の踏み場を選びながら、
ゆっくりと上がっていきます。
そして、ついに火口
と言っても、月のクレーターの様で、
すっかり穴は埋まっていますあれ?
こんな所にも高山植物の”ウラジロタデ”が咲いていて、
心和ましてくれていました
山頂付近では、石垣
ではなく、不思議な立体パズルの様な岩が多数
ひびに水が浸入して、凍った時に膨張しこのような亀裂が入る様です。
それにしても自然の造形物には、
計算されていない美しさがありますね
そして、
お鉢回りをし、那須岳神社の鳥居をくぐると、
そこが、
でも、あれ
噴煙は
火山のイメージって、やっぱり上からこれ何だけどどかーん
茶臼岳では、脇から出ているんだね
残念ながら急にガスってしまい上からの眺望なし
一旦頂上を下り、山をぐるっと廻るように、
火山活動が活発な西側の牛ヶ首に行くと、
茶臼岳の頂きが見事に見え、撮影ポイントになっています
毎度下から山を見上げるたび、
「よくあそこに登ったなぁ」と、感慨深くなるものです。
そして、噴気孔がある”無間地獄”へ
この辺りは歩き易いですが、
崩れた所もあり落石など注意が必要な箇所になります。
硫黄臭が漂いはじめ、すさまじい音と共に噴煙が立ち昇って来ました。
ゴォーーーー
「山が生きている」
ディズニーのアトラクションとは違い、
本当に山の鼓動が感じられる貴重な光景です。
8時半に登山開始してから登頂を果たし、
ぐるっと茶臼岳を1周して、
元来た峰の茶屋跡に予定より少し早く13時半着。
予定してた姥ヶ平を間違えてスルーしちゃったけど
ここから往路2時間で行ける朝日岳もありましたが、
天候とその後の事も考えここで下山。
今回も、本当に素晴らしい山行が出来ました
紅葉の時期も見事だと聞きますので、
また是非訪れてみたいと思います
さあ、ベースキャンプに戻ったら、
ダッチオーブンで作るトロトロ牛すじカレーだオー
おわり