『英語でガイドする日本-海外ゲストが行きたい東日本の名所』

(松本美江:ジャパンタイムズ出版)

 

 久しぶりに英語の音読を始めたのですが、テキストに選んだのが松本美江さんの新刊書です。同著者の本は2冊目(以前、同じものを2冊購入しているので、実際には3冊目になります)ですが、本日、一回目の音読を終えました。

 この本の出会いについても忘れないうちに記しておきます。11月13日にアテンドをしていたスペイン人旅行客(団体36名のお一人)から漢字の本を購入したいが何かないかというご相談を受けました。東京から金沢に移動したばかりの夕方のことでしたので、駅前のビルにある比較的大きな書店の洋書コーナーで物色してみたのですが、県庁所在地とはいえ地方都市ではお目当てのものがありませんでした。

 ところが、同じコーナーの棚に平積みになっている標記の本に目が留まったのです。構成は以前購入した『英語で日本紹介ハンドブック』(アルク)に似ていて馴染みやすいだけでなく、待望の音源付きでした。

 旅先でもあったので、一連のシリーズツアーが終了したら購入をしようと決めてその日は本屋さんをあとにして、実際に購入したのがアサイン終了後の12月11日のことです。いつもでしたら、AMAZONを利用するのですが、この秋にハッカー攻撃に遭い、パソコンでのショッピングを差し控えていたので遅くなりましたが、たまたま予定よりも早く業務が終了したため、その帰路に新宿の紀伊國屋書店で入手しました。

 また、全幅の信頼を寄せる松本さんの本ですので東日本編と西日本編の二冊をまとめて購入することも考えたのですが、東日本と西日本とを東西ガイドがリレー式分業制をとるAGT様が増えている近年の現状を考慮して東日本編を頭に叩き込んでしまうことを優先させることにしました。

 

 一回目の音読は内容を確認するために一週間ほどで終えましたが、今後は日々の音読タイムや隙間時間を活用して本書の内容を漏れなくお客様に説明することができるようになることを目指します。

 これでガイド資料の指針がまた一つ確保できました。できれば東京以北の北海道・東北編の続刊をお願いしたいところです。