その日の朝は少しゆっくり寝ていたいなぁと、お布団の中でうだうだしていたら、

 

先に起きた主人がさっそく窓を全開にするもんだから 外の音がまるっと入ってきて、

 

それでもうとうとうだうだしていたら、小さな女の子の語気の強い声で

 

「あの先生、やだ!!」

 

って言ってる大きな声が聞こえてきた。

 

 

おかっぱ頭で仁王立ちする女の子が目に浮かぶ(ちびまるこちゃん!?)。

 

うわぁ~♬、

 

正直でよろしぃ~

 

と、思った(布団の中で)。

 

 

いいなぁ。

 

やだとか嫌いとか、今ここでの気持ちをはっきり言葉にできるって。

 

その子はお母さんと登園中(たぶん保育園)で、ある先生に対して ”イヤ!発言”をしていた(と、想像)。

 

 

それを聞いて、お母さんは無視しているわけではなかった。

 

何を話していたかまではさすがにわからなかったけれど、女の子に話していた。

 

お母さんの声はこちらには聞こえなかったので、

 

(やだよねぇ~

 

やなもんんはやなんだよね~)

 

って心で共感している自分がいたが、そのうちまた眠くなって続きを妄想イメージし

ていたようで。(と、ここから)

*************

 

「あの先生、やだ!!」っていう娘さんの発言を聞いたお母さんが飄々(ひょうひょう)と、

 

「そう?いやなんだ~。じゃあ、、、今度先生と2人で話すぅ?

 

って言う。

 

そうして先生にアポをとって、先生とその女の子が対話をすることになった。

 

 

アポとられた先生も驚きだし困惑ドキドキだろうし、

 

女の子だって「やだ!」の理屈を自分の頭と心を使い言葉にして伝えていくのは大変だろうけど。

 

でも、そうした心の混乱は脳内に空白を生み出して良い意味でチカラが降りてくる。

 

さらに自分の心に素直に話していくことで、互いに不思議な親近感が生まれるには間違いない。

 

それは大人も子どもも同じはず。

(保育園のおへやで小さな椅子に座って向き合う女の子と先生の姿が浮かぶ)

 

 

お母さんの提案は大成功で、

 

女の子の先生への”いや!”の気持ちは軽くなって、本人も気にならなくなっていく。。。っていうオチ。

 

(ここまで妄想。そして布団から起きる)

 

 

それにしても今朝の女の子、

 

やだ!」ってあんなにはっきり言えるのは、

 

自分の”好き”や”大事なもの”がちゃんとわかってて、

 

それらをぜーんぶ受けとめてくれる大人が、

 

周りにいてくれてるんだろうなぁと思うと

 

ある意味 すてきな会話を聞いたような気持ちになった朝でした。

 

 

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