よく見かけるサイトがあって、

 

それは電話カウンセリングが受けられるようになっていて、

 

サイト内に掲載されたカウンセラーさんに相談したい人がそのサイト経由で予約をして、カウンセリングを受ける側と相談を受ける側の契約が発生するシステム、いわゆるマッチングさせてくれるシステム。

 

少し前からそのサイトを運営している会社が、カウンセラー側の相談を受ける人を募集してました。

 

以前からそのサイトには興味があったので募集要項を何度か読んだり、サイトにアクセスしてどんな人がエントリーされているのかをのぞいてみたりしていたんですが、

意を決してエントリーシートに入力し、送信しました。

 

 

そのサイトで提供するカウンセリングメニューは電話カウンセリングのみで自分の希望とは若干 違ったんですが、サイト自体がしっかりしている印象だったのでとりあえず応募してみようと思ったんですね。

 

数日後には電話での面談日程を決めましょうというメールが届いて、その後決められた日時に担当の方からお電話をいただきました。

 

そして次の段階は再びメールで動画が何本か送られてきて、

 

その動画を観た上でオンライン面談の日時を予約する流れになっていました。

 

 

そうかそうか、こんなふうに流れていくのね・・・って思いつつ、

 

動画を何本か観ていくうちに、「研修」という文言に気づいたんです。

 

研修。

 

採用されたあとに新人研修とか企業等でもよく見聞きしますよね。

 

このカウンセリングサイトに掲載するにあたって、クライアントさんへの対応やカウンセリングの質を整えるのは自然なことだと思うので、始めは受入れながら視聴していたんですが、具体的な内容に入っていくと、あれ?って。

 

この研修にはエントリーした側(つまり私)に費用がかかることがわかりました。

 

3パターンあって松・竹・梅みたいな感じで費用が段階的にかかる分、登録してから受けられるセミナー、勉強会等の充実度が上がっていくんですね。

 

エントリーした人は3パターンのどれかを選択する必要がありました。

 

 

お安いものでも10万円前後かかります。

 

それに加えて月々お金を支払わないといけないみたいで。

 

 どう心を落ち着けても、あれ?(←さっきも書きましたけど)って残るんです。

 

違和感みたいなものです。

 

今は出費をできれば控えたい。

 

とはいえ、お金があったらさっきの違和感はなかったか?と自問すると、どうもそうではない。

 

「研修」にこちらがお金を払うんだ?っていう疑問は続いていくのでした。

 

それと、視聴した動画で紹介されていたデータも5年以上前のもので古かったんですね。コロナ以前のものということになります。

 

2019年以降はコロナが世界的に流行し、国もわたし達個人も 日々決断を迫られるような中で生きてましたから、経済的な問題、仕事や進学、育児、家庭 等、さまざまな課題や問題があって心の内側にはかなりな変調があったはずです。

 

だからカウンセリング業界もは相応の変化があったと思うんです。

 

でも、その時期のデータがなかったんですね。

 

 

なので、先方からのメールの指示にあったように、

 

金銭面でなかなか「研修」を受けるのは難しいと書いた上で、

 

動画で視聴した内容について最新の統計ではどうなっているのか、素朴な疑問を入れました。

 

わたしが想像するような変化が統計であるのか ないのか、それは個人的にも、またそのサイトの今後の発展の可能性としても興味がありました。

 

数日後にあった返信の内容は意外な反応でした。

 

ご質問の意図はなにか?とありました。

 

もし何か躊躇するようなことがあれば面談で聞いてくださいと。

 

そしてこちらからの質問への回答には、動画で視聴した通りの数字を教えてくださいました。

 

面談はそもそも受けないつもりって書いたんだけどなぁと思いつつ、

 

文字だけのやりとりってなかなか難しいと感じた瞬間。

 

一瞬迷いましたが別に悪い意図はなく、こういう経緯で質問させていただいたという内容を素直に送ろう!と、思いました。 

 

とはいえ、そのメールを送信するまで一週間近くは どうしようかなぁ~?と思いあぐねてて、主人に こういうことがあってさ・・・ ってつぶやいたところ、

 

「それさ、セミナービジネスっていうんだよ」

 

って、言われまして。

 

あ!動画を視聴して あれ?って感じた違和感はそれだ!!!ってわかったんですね、かなり遅ればせながら。

 

お金がかかるのはセミナービジネス側からしたら自然なことだろうけど、そこまでお世話になるつもりがない人からしたら 違和感になります。

 

そもそも目的がかみ合わなかったということなんですね。

 

ただ、入口が非常に微妙。

 

お仕事する人募集”だったから。

 

 

主人のひとことで察した私は先方に気遣うことなく存分にA(成人)の自我状態を働かせ、こちらからの質問の意図を具体的に書いてエントリーで送信した個人情報の削除もお願いし、その企業から離れました。

 

 

こうやって視野が広がって、心も柔らかくなっていくんだな。。。!

 

 

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