年明けに(いや、実は年末から?)心身が

重たくなってしまいました。

やろうとする気持ちにスイッチが入らない、

だるい、

ため息が連続で出てしまう、

どうやっても上がらない気持ちと
焦りが、べったりついてくる感じ。
 
ちょうど年末頃からイヤーコーニングの
セッションを受けようと思っていたので、
予約して先日久々に受けてきました。
 
イヤーコーニングの彼女には
「心がいっぱいいっぱいになっている」と
事前に送ってしまったけれど、
セッションの当日、彼女はiいつも通り
温かく、そしてゆったりとわたしを迎えて
くれました。
 
イヤーコーニングの前に、
自分が今どういう心境なのか、
その心境の背景にある自分の周りのこと、
それに対して抑えていた感情、
普段外に出していない感情や感覚、
いろんなことを力まずにとうとうと
口にしていました。
 
折々で
彼女からの質問を受けたり
彼女のコメントを聞いたり、
そんなやりとりしたあとに、
好きな香りの特製アロマスプレーを
作ってもらい、その香りに包まれながら
イヤーコーニングのセッションに入りました。
 
(ここからは個人的な感想です)
まず1本めのコーンをおへそに立てて燃やし
ました。。
おへそからその温かい熱感が伝わって、
体全体があったかくなっていくのがわかり
ました。
目を閉じた状態でその伝わり方を味わう
ように時間を過ごしていると、ずーんと
意識が落ちていって(でも眠ってなくて)、
あとは変性意識状態になっていったのだと
思います。
 
かつてへその緒で繋がっていた母親の
イメージが現れました。
(今回のわたしの心持ちが一定でない背景
には母のことがありました。)
母は孤独そうでした。
一人でいることの気楽さもあるけれど、
それより背中の丸まった彼女の気持ちを
占めているのは”孤独”のように思えました。
そのイメージがぐんと入ってきてわたしは
泣いてました。
 
あぁ、あたし泣いてる・・・と思いながら
意外な反応にやや驚きもあり。
 
おへそのイヤーコーニングのあとは耳。
耳は右と左それぞれ2回ずつ交互に
行われました。
 
右耳にコーンが入って火がつけられると、
コーンが燃えていく音や温度感や肌に
触れられている感覚が鋭くなっているよう
な気がしました。
おもしろいことに右耳のコーニング中に
音が聞こえてきたんです。
 
それは始めは教会のチャベルの音が
伸びきったような音色に聞こえ、
続いてパイプオルガンのある一定の
音色にも聞こえ、
最終的にオーケストラの楽団が、
いろんな楽器で音合わせをしている
ような音になり、
その音合わせの音色は途中まで
一定の音量で聞こえていました。
コンサート冒頭の短い時間で行われる
音合わせが、
このセッションの半分ほどの間、
途切れてはまたやってきて、しばらくして
また途切れる・・・の繰り返し。
それは”いつも近くにある”と、感じました。
 
左耳にコーンが入ります。
左耳は燃えていく時の音が素人にも
わかるぐらい大きくて、
しかも不規則な印象の燃え方の音に
興味深く聞き入ってしまいました。
そうしていると、「パン!」と破裂音が
聞こえ、そこからまた音を立てて燃え
ていきました。
(この時浮かんだイメージは、コバルト
ブルーの種のようなモノがあの破裂音と
同時に消えてなくなり、それから左耳が
終わるまで現れてきませんでした。
あれ、何だったんだろう??)
 
そして、2度目の右耳。。。
コバルトブルーのガラスが小さな
かけらが散り散りしているイメージが
浮かびました。
左耳でパン!と破裂音と共に見え
なくなったものが右耳では細かく
なっている・・・そのイメージの続きを
見せてくれているのか?と思いつつ、
安定した燃え方とその音を味わいながら
終わっていきました。
そうそう、途中でお遍路さんスタイル
のお坊さんも出てきてたっけ。
 
最後は2度目の左耳。
1度目とは違い、音はそれほど激しく
はないですが、また他のイメージが
浮かびます。
お堂に続く屋内の廊下がずぅっと前方に
続いているのですが、その先を目で
追いかけると、今度は廊下のはず
だった前方がどんどん上に伸びて、
ヨーロッパにあるような古い教会の
吹き抜け天井のイメージへと変わり・・・。

 

しばらくやすませてもらって終了。

 

 
以前受けたイヤーコーニングでは
寝てしまい、いびきまでかいていた
(ようだ)けど、今回は眠りまで深く
落ちることなくほぼ変性意識状態・・・
だったんじゃないのかなと思います。
 
おかげで五感が、いやそれ以上の
感覚がアチューンメントされたように
感じる経験をさせていただきました。
そうして、セッション前に感じていた
心持ちがだいぶ軽くなっていることも
大きな発見。
 
あとで思うと、
セッション前にわたしの話を聞いてから
「1つずつおろしていこうね」と言って
くれた彼女は、
そのセッションの間ずっと寄り添って
くれていたと思います。
 
おろしていいんだ。
緩んでいいんだ。
頼っていいんだ。
甘えていいんだ。
泣いていいんだ。
怖がっていいんだ。
やめていいんだ。
怒っていいんだ。
 
1つずつおろしていくのは、目の前にある
問題だけでなく、
自分をしめつけていた、こうあるべきという
義務感でもあり。
 
『おろして手放して、
スペースができたら、
今度はそこにほんとに置きたいものを
引き寄せればいいと、
素直に受け止める。。。』
 
イヤーコーニングのセッション、
ありがとうございました!
 
Heal & Tune(ヒール・アンド・チューン);