20時台に店を出ることができたのは快挙というより
いま流行り?の“先延ばしの仕事術”かもしれない。

明日の早朝にいろいろ片付けてしまおうと思うけど、
まぁそれは起きれたら、の話。





昨日は、親愛なるねーさんが晴れて花嫁になった。

厳かに執り行われるはずの結婚式も、
ねーさんの手にかかれば、それはそれは自由だった。

入場前にこみあげていた涙もどこへやら、
新郎のご両親の険しい顔を見てしまったので、
ヒヤヒヤして感動はすっ飛んでいた。

まぁ、それでこそ我らがねーさんで、
誇らしくも思えてくるから不思議である。


披露宴はしなかったので、せめてパーティーをと、
幹事と司会進行を一手に引き受けた私は、
まったくくつろぐ暇がなく、しらふだったはずなのに
パーティーの記憶がほとんどない。


なぜか、マイクでしゃべっていたはずなのに、
声がかれていた。どれだけ叫んでいたのか。


お開きのあと、会計などを済ませて外に出たら、
同僚チームはみんなもう帰っていた。
薄情だ!と言いながら一人で飲み直そうとするも、
さすがに明日からが心配になって帰ることにした。

兄やんだけ、あとからねぎらいのメールをくれて、
ちょうどお昼に元同僚と、兄やんは情が厚いよねと
話していたのがその通りで嬉しくなった。




胃がムカムカする、と言ったら、飲みすぎでしょって
誰もが言うんだけど、だから昨日はまったく
飲めなかったんだってば。

逆にそれがいけなかったのかな。




ねーさんはもうハワイに着いたのだろうか。
ケツメイシを聞きながら帰る。
学生の頃の思い出が一気によみがえる。
ケツノポリスは結局何番まで出ているのだろう。
追いかけていたのは3までかな。




雨頭痛から始まった今日はそう悪い日ではなかった。
午前中こそつらくて仕事にならなかったけど、
昼休憩のあと、役員がぞろぞろと臨店する頃には
すっとして、ダメ出しするならしてみろと、
意気込むほどだった。




会議資料の締め切りが今日だったにもかかわらず、
全く手をつけていなかった上に、とりかかったのは
定時18時を過ぎてからだった。
それも、10分ほどの居眠りのあと。

というのも、今日は来客が多く、次から次へと来る
営業さんに振り回され、番線を何度押したことか。


何度も、といえば、秋の終わりくらいからずっと
マスクを着用していて、来る人来る人から
「風邪ですか」と聞かれて「いえ、予防です」と
答えたのも何度かわからない。



どうにか資料を形にしたら、あまった気力で
愛しの教育書の膨大な量のデータを集計した。

ものすごく仕事をした気になっているけど、
峠を越えるどころか日に日に仕事は舞い込んで
積み重なっていく。そのうちその山で遭難しそう。





平日の終電間近でもこんなに人が乗っている。
始発もそれなりにいるし、何より去ったばかりの
うちの事務所にはまだ誰かいるのだ。兄やんも然り。

そういえばさっき電話があった元祖ソウルメイトも
まだ仕事中だって言っていた。
今日はケラケラ笑っていておかしかったけど。

私は資料つくってるよって言ったら
「さすが…」と言いかけたので先回りして、
「さすがタフガイ?」と言ってやったら
「なに言ってんの、僕そんなひどいこと言えないよ
まさか前田さんに一度たりとも言ったことないよ!」
とまたケラケラ笑っていた。

やつが遠隔地にいた頃は、そんな会話の電話を
しょっちゅうしていたなぁ。






空の半分がまだ雲で覆われているけど、
主要な星たちはうまいこと晴れ間のところにいて、
この光にどれだけ癒されていることだろう。
BENNIE Kを一緒にやっていたひとつ年下の女の子が
毎年私の誕生日に、美容グッズをくれる。
もっとも、今はしばらく会わないこともよくあり、
半年遅れのプレゼントだったりするんだけど。

今年(というか昨年末の誕生日の分)は、
「夜用爪美容液」。ささくれに塗るといいらしい。
ここのコスメは香りが良くて、ハンドクリームも
それもその子にいつかもらって以来愛用している。

確か、1年前は唇の美容液だった。

そんなに乾燥しているように見えるんだろうか。



確かに、春になると、教育書フェアもあってか
手はものすごいことになる。
人間の手がここまでなるかというくらい。
人に見せるとたいてい、みんな苦い顔をする。

いつか、仲良しの営業さんに見せたところ、
次回の来訪時に金箔入りのハンドクリームを
わざわざ買ってきてくれた。金箔が乾燥に効くのかは
定かではないけど、ありがたく使っている。






私の願い叶って、侍マンが異動先で同じジャンルを
受け持つことになり、嬉しい帰り道である。

東では元祖ソウルメイト、西に侍マン、
九州のよっぴーと名古屋のみっちー、私の傘下(笑)に
こんなに粒揃いなメンバーを取り揃えてもらって、
もうなにも言うことはないからあとは私が精一杯、
持つものすべてを皆に注ぎ込むだけだ。愛情と共に。

着任当初の、皆を楽にしてあげようなんていう
無謀な恩着せがましさは捨てて、彼らに負けない
働きをしようと、身の引き締まる思いだ。

一度は近くにいたぶん、離れると寂しいけど今は、
データ越しに皆の顔が見える。これでじゅうぶん。


頑張れる。