先日、直腸癌の手術から5年になりました。
あれから三か月に一度の検査を受けていますが、異常は全く無し。
この五年でフルマラソン大会やハーフマラソン、トレイルランにも出ました。
フルマラソン
福岡(完走)、奈良(完走)、愛媛(2回完走)、北九州(40km地点で関門アウト)、ベルリン(完走)、シカゴ(完走、手術後のベストタイムレース)、北海道(10kmで棄権)、東京(完走)
ハーフマラソン
錦帯橋(完走)
10km
佐世保シティ(完走)
トレイル
白竜湖(21km完走)
我ながらよくやってるなぁと思う。
なんで生きているのだろう。ふとそう思うときがあります。
私が癌発覚してから、同じ病気と闘っている方々のブログをたくさん拝読しました。その中にはお亡くなりになった方、更新が止まったままの方、ブログが消えた方…いろんな人生がある。
私は肛門の温存は全く考えず、永久ストーマ一択でした。主治医からは温存も技術的には可能と言われましたが、温存した方々のブログにある障害を考えたらマラソンが出来なくなると考え、肛門を捨てる覚悟を決めました。
これが良かったのかもしれません。温存したら癌細胞を残す可能性がある。悪いところをごっそり取ってしまったのが良かった。そう思っています。
腹からガスの音は出るときもありますが、食事の工夫で抑える事が出来るという事がわかってきました。音が出ても、まわりに説明しておけば大丈夫ですよ。まわりの人って自分が気にするほど、そんな事は気にしません。それよりまわりは私が如何に一生懸命頑張っているかを見ています。これは見られていないようでしっかり見られています。
昨年、転職しました。
今は専門学校で外国人留学生を相手に授業をする「先生」と呼ばれる立場になりました。
何もかも分からずとにかく一生懸命の毎日。教えるという事は本当に難しいです。しかも就職担任にもなり、授業と就職指導の毎日です。
昨年受け持った私のクラスの卒業生は全員就職できました。学生は本当によく頑張りました。
今年の三月の卒業式は我ながらよく泣きました。涙がなかなか止まらない。学生からも母国からのプレゼントやら、たくさん頂きました。
彼らは私の誇りです。
彼らが幸せになって欲しい。それだけです。
何故生かされているのか。
私は無神論者ですが、神様が「お前はまだやるべきことがある」と仰っているのか。
主治医からも「最初にあなたのデータを見たとき、これはダメかもと思ったんですよ」と言われました。
まだ、やる事がある。
やるだけやって死ぬ。「そのとき」は神様から召集が来るのでしょうから、それまでは一生懸命やる。それだけの事です。
後悔は全くありません。