なぜ、阪神は広島に勝てないのか!?3年連続負け越し見る育成スパイラルの差。
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金本 VS 緒方
7/27(金) 12:01配信 Number Web
阪神はなぜ、広島に勝てないのか。両軍に見る育成スパイラルの差。
陽川尚将が苦しんでいますね。
新外国人のロサリオが不振で二軍、糸井が故障で離脱している間は打ちまくっていましたが、各球団との対戦がひとまわりしてからは、当たりが止まっています。
正直、今シーズンは育成について、負のスパイラルに陥っていると思います。
開幕当初の構想では、サードは大山悠輔、センターは高山俊だったと思いますが、シーズンが進むにつれて打てなくなってくる。
そうすると、使わなくなる。
また、新たな選手が出てくる。
その選手も打てなくなると、使わなくなる。
そうやって、2015年のドラフト1位高山も、2016年のドラフト1位大山もいまだに出たり、出なかったりを繰り返しています。
●陽川を見ていると亀山を思い出す。
陽川は数年前、二軍にいた頃から「将来、サードのレギュラーを獲るだろうな」と思っていました。今の彼を見ていると、亀山努が出てきた頃を思い出すんです。
亀山は1992年にブレークする直前、2年連続、二軍の首位打者になるなど打ちまくっていた。陽川も、ここ2年、二軍で本塁打王、打点王と抜群の成績を残しています。
つまり、ちょっとやそっと打てないからって、もう二軍でやる選手じゃない。一軍での経験が必要なんです。
陽川は比較的、穴の少ないバッターだと思います。
ただ、各球団も対策をしてきている。内角を見せておいて、外という一軍レベルの攻めを徹底されると、やはり、思うようには打てなくなってくる。
●カープにはここ3年連続負け越し。
一軍の舞台で、やってはいけないのは、後追いになることです。
相手の攻め方を追いかけてしまうことです。インコースを攻められて、次はそこを待つと、今度は外ばかり。
その繰り返しになることが一番いけない。逆に、先、先と読んでいければ打てるようになるはずです。
二軍では失投があるので、それを仕留めればいいのですが、一軍ではそうはいかない。
巨人・菅野のようなクラスになると、1試合に1球の失投をミスショットせず打たなければいけない。
それも経験なんです。
その経験を積むためにはやはり一軍のグラウンドにいて、打席に立たなければならない。
現在(7月26日現在)、タイガースは借金が6つで5位ですが、これは、そっくりそのまま広島に負け越している数です。
今年は巨人にも大きく負け越していますが、カープにはここ3年連続で負け越しています。
タイガースとカープはやろうとしている野球は似ているように見えるのですが、それをきちんとやれているのがカープで、その差が出てしまっている気がします。
●選手を使い切れていない印象が。
カープは2016年に4番打者不在で優勝しました。
田中広輔、菊池涼介、丸佳浩と、中心になる選手の役割がはっきりしていて、その間に4番となる鈴木誠也が育ってきた。
育成のスパイラルがすごくうまくいっている印象があります。
ところが、タイガースは誰がどういう役割を果たすのかが固定できていない。
選手を使い切ることができていない印象があります。
育成の循環が悪く、その違いがチームとしてのカープとの差にも見えてしまいます。
もちろん、一気に改革路線、育成路線へと方針転換しただけに時間のかかる作業ではあると思います。
そのために金本知憲監督も2年契約を満了した昨年オフに、新たに3年契約を結んだのでしょう。
バタバタすることはないと思いますが、タイガースという球団は借金が2ケタになったり、昨年よりも順位が後退して、Aクラスを逃すようなことになれば、マスコミをはじめ、周りが騒ぎ出す球団です。
今シーズンも残り、およそ60試合。
金本阪神にとって、ここからが正念場でしょう。
(「プロ野球PRESS」藪恵壹 = 文)
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金本が目指す育成は本物か!?
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BY カープBOY
文章&画像引用元:
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180727-00831446-number-base&p=2
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180728-00165546-fullcount-base.view-000