カープが僅か3安打勝利!打てない中でも何とか接戦をモノにすることができました。たった3安打でも勝ったというのが大事です。9回の表に菊池勝ち越しホームラン!8回の裏に同点に追いつかれてモヤモヤしていた空気を菊池が振り払ってくれました。9回の裏は栗林が無失点に抑えてセーブをあげて、前日の雪辱をしっかり晴らすことができましたし、1勝1敗に戻して、あとは日曜日の試合に勝てばOKといったところです。この1勝は大きいですね。

 

この試合も大瀬良無双状態を継続。7回途中で109球、被安打4、四球1で無失点でした。左バッターへの外スラの制球が絶妙で素晴らしかったです。大瀬良の投げるリズムがいいからか、内野陣のグラブさばきが良く、動きにキレがあって大瀬良を盛り立てました。そしてブルペン陣も大瀬良の無失点記録継続にかなり貢献しましたね。7回の裏1アウト2塁3塁で大瀬良が降板して塹江がマウンドに上がり大城をファーストゴロに打ち取ると、次は森浦がマウンドに上がって岸田を空振り三振。この小刻みな継投は痺れました。ベンチの采配がズバリです。結果、大瀬良の連続無失点は35回と1/3まで伸びました。大瀬良のこの無双状態がどこまで続くのか、次の登板も楽しみです。

 

打つ方は僅か3安打なので、本来なら「喝っ!」なんでしょうけど、2回の表、1アウトから二俣のライトへの2塁打と矢野のレフト線へのヒットで1点をゲットしたのは見事だったと思います。結果的に3回から8回まで三者凡退が続いてしまったので、この2回の表に若手2人によって1点を取ったことで落ち着いて試合を運ぶことができたことを思うと、本当に貴重な1点でした。末包が結局は肉離れだったということで、復帰はオールスター後になるのが間違いなしという状況です。長距離砲がない状態での戦いが暫く続きますから、こうして2塁にランナーを置いてヒットで還すという攻撃を多くしていきたいところです。

 

島内が1失点していったん追いつかれてしまいましたが、失点したことよりも、さらなるピンチで逆転を許さなかったことを評価したいです。この試合は島内がガタガタっと崩れなかったので、最後は菊池のソロ1本により勝てました。ただ、島内が失点するシーンは多くなってきているので、島内の負担を減らせるようにしないといけません。野手がしっかり点を取れば自ずと島内の出番が減ります。あとは体調不良(NPB感染症特例)で登録抹消となっているハーンが戻ってくれば、もう少し島内の負担を減らせることができるはずです。島内が登板過多にならないように、チーム全体でしっかりとマネジメントしていく必要があります。

 

勝ち越しをかけた日曜日の試合は玉村が先発。相手は菅野ですが、気にせずガンガン攻めていきましょう。玉村がしっかり投げてロースコアに持ち込んでいけばカープの展開と言えるので、玉村には初回から腕を振って頑張ってもらいたいです。攻撃の方はとくにかく塁に出てほしいです。塁に出ないことには機動力とか使いようがないので、お手上げになってしまいます。引っ張り気味にいくとドツボにはまりますから、引き付けて逆方向へ飛ばして、ヒットにするなり、ファウルで粘りながら四球をゲットするなり、何とかしてほしいと思います。ビジターでの勝ち越しをかけて、頑張りましょう。

 

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