今シーズン初のサヨナラ勝ち!ホームでヤクルトに3連勝!そして今シーズン最多の貯金9!と、いいこと尽くめのように思える試合でしたが、1点ビハインドで迎えた9回の裏は、2塁にランナーを置いてチャンスを作るも、正直「どうかなぁ・・・」と思いながら見ていました。この試合は失点がエラー絡みで点の取られ方が悪く、前日とは違って負けフラグの方が強い感じがしたので、最後チャンスは作るもあと1本が出なかった・・・、という形で終わってしまうかもなと思ってしまいました。

 

が、最後は坂倉が決めてくれましたね。2アウト1塁2塁で坂倉がレフトへ逆転サヨナラタイムリーツーベース!レフト方向へ飛んだ打球が映像に移った瞬間、外野の位置からして届かなそうだったので「これは同点いけるぞ!」と思い、レフトが捕球できずボールが外野を転々とするのを見て「おっしゃ!サヨナラだ!」ってなりました。喜び二段階で来た感じです。久しぶりのサヨナラで歓喜に舞う選手達。いつ見てもサヨナラはテンションが上がっていいものです。

 

先発したアドゥワは7回途中、95球、被安打6、四球1で3失点でした。初回はショート小園の落球で失点、7回はセカンド菊池のトンネルが絡んで失点ということで、エラー絡みでの失点で可哀そうな部分がありました。投球自体は、変化球がよく動いていましたし、ストレートで強気にいく場面もありましたし、いい内容だったと思います。強いて言えば、失点したイニングはいずれも連打されてしまったというのが反省点ですが、それを込みで考えたとしても、しっかりと投げてくれたという印象が残るピッチングでした。白星はつかなかったですけど、次も期待できる投球内容だったと思います。

 

あとは、8回の黒原と9回の矢崎がしっかり無失点でいったのが、最後9回の裏の粘りにつながりました。7回に1アウト2塁3塁でアドゥワの後を託された塹江も、代打山田哲人のセンターへの犠牲フライによる1失点でピンチを切り抜けていますし、ベルペン陣の頑張りが勝利を呼び込んだのは間違いありません。逆転されてさらにリードを広げられていたら、9回の裏はあそこまで粘れなかったでしょうから、最小失点で切っておいて、負けていてもリードを広げられないようにしっかり投げるというのは、やはり大事なことなんだなと感じる試合でした。ブルペン陣がしっかりしているというのが今シーズンのカープの強みなので、その強みを十分活かした試合になりました。

 

サヨナラ勝ちしたことで、勢いに乗って週末の東京ドームに乗り込むことができます。目下2~4位は5割付近で団子状にいますが、3チームがまとまって対広島モードになると今後厄介なので、早めに1チームぐらい下に落とすようにしたいところです。まずは4位にいる巨人をターゲットにして、この週末の東京ドームで水面下の借金生活へ落とせるかです。まずは金曜日の床田で初戦を取れるかですね。首位固めに向けて、1試合1試合しっかりと戦っていきましょう。

 

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